茶摘み~イラム~
ジャパのビルタモードには2泊し、
そこを拠点に、12月29日(木)イラムにまで足を伸ばした。
イラムは、言わずと知れたイラム茶の産地である。
紅茶の産地としてはインドのダージリンが有名だが、
イラムは国境を挟んだネパール側にある。
あくまで噂だが、ブランドとしては劣るイラム茶を安く仕入れて、
ダージリン茶のラベルを貼って売っていたりすることもあるらしい。
ビルタモードからイラムへは乗り合いジープで約3時間。
かなりの悪路なので、
めったに車酔いしない僕もすっかり気持ち悪くなってしまった。
ダージリンと比べて、イラムはこじんまりとした町。
道を一歩外れれば、一面に茶畑が広がる。
最初、僕がダージリンに期待していた光景がこれだった(笑)
イラムは小さな町で、見るべきところはさほど無いようだ。
ガイドブックによると一応寺院などもあるようだが、少々遠い。
結局、「ラブ・ダナ(恋人の丘)」という小高い丘に行っただけだった。
もちろん、景色はよかった。
なるほど、その名にふさわしくネパール人カップルらしき男女もちらほら見えた。
結局、イラムには2時間ほどしかいなかった。
行きに乗ったのと同じ乗合ジープでまたビルタモードへと戻った。
駐車場でふと横を見ると、
まさしく「ドナドナ」。
イラムといえば、僕のネパール語の師匠の出身地。
毎年、年末には帰省していることが多いというので、
今回連絡を取ったのだが、あいにく今年は帰っていなかった。
その後カトマンズで会った時、
「次はぜひ一緒に行きましょう。いろいろと案内してあげます。」
と言ってくれた。
どうやらイラムにはまだまだ見どころがあるらしい。
この記事へのコメント
すごい田舎な感じだけど、長閑でいい感じですね!
カトマンズから30分も行けばもう田園地帯。
次のイラム行きの楽しみもありますね!