千の風になって~ロイ・ベーツ公死去~

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シーランド公国の元首ロイ・ベーツ公が10月9日に亡くなった。
91歳であった。
アルツハイマー認知症を患っていたという。
(写真上は若き日のロイ・ベーツ公、
写真下はロイ・ベーツ公とジョーン妃。
Sealand Blog」より)

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さて、シーランド公国なんて聞いたことも無いという人が多いだろう。
僕は前々から非常に興味深い国として注目していた。
現在、シーランドを国家として承認している国は1つとしてない。
それどころか、常識的に考えて、シーランドは国と呼べるのか、甚だ疑問である。

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シーランド公国の“領土”はイギリス沖の人工島である。
また、“国民”もロイ・ベーツ公以下4名に過ぎない。

1967年にイギリス陸軍のパディ・ロイ・ベーツ少佐が、放棄されていた海上要塞を占拠。
シーランド公国の独立を宣言した。
イギリス政府の立ち退きの訴えも、領海外にあったため判決で無効とされた。


シーランド公国は切手やコインを独自に発行。
インターネット上では爵位も購入することができる。
また、インターネットのドメインも販売している。

1978年には当時首相だったアレクサンダー・アッヘンバッハがクーデターを起こしシーランド公国を占領。
しかし、ロイ・ベーツ公は20人の武装した友人たちと共にヘリコプターでシーランド公国に上陸し反乱を鎮圧している。
アッヘンバッハらはドイツで亡命政府を樹立し、
現在も正統性を主張しているとか。


2006年には老朽化した発電機から火災が発生。
さらに、摂政のマイケル皇太子は6500万ポンド(約80億円)で公国を売りに出すなど、
近年までいろいろと話題に事欠かなかった。


自分だけの国を作るなんて、誰もが子供の頃に憧れたのではないか。
それを実現してしまったロイ・ベーツ公。
ことの良し悪しは別として、なんか憧れてしまう…。
シーランド公国の公爵位は、今後はマイケル皇太子が跡を継ぐことになるのだろうが、
この自称独立国がどうなっていくのか、興味は尽きない。

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