地球をセーリング~独立国~

世界には、国際的に認められていない「独立国」が数多くある。
これらのうちのどこまでが「国」といえるのだろうか。


比較的国にカウントしやすいのは、事実上独立していて、なおかつ自分たちも「独立宣言」を出している国である。


東アフリカのソマリアは、現在内戦状態にあり、もはや全土を支配する政府は存在しなくなっている。
外務省の安全情報でも全土が「退避勧告」であり、
日本大使館も閉鎖されたままだ。
しかし、そのソマリアの西半分を支配する「ソマリランド」は、
ソマリアの中にあって政治的にも安定した、平和な国だという。
しかし、とっくに実体のないソマリアを承認する国は山ほどあるのに、
ソマリランドを承認する国はないのである。
無政府状態のソマリア内には他にも「プントランド」「ノースランド」「ガルムドゥグ」などが事実上独立しているが、これらは独立宣言はしていないようである。


アルジェリアでの外国人人質事件のきっかけは、フランス軍のマリ派兵に端を発していた。
現在、マリ北部は、反政府組織によって支配されており、
その地域は「アザワド」としての独立を主張している。


また、モルドバからは沿ドニエストルが、
アゼルバイジャンからもナゴルノ・カラバフが独立を宣言している。


さらに、国土を他国に支配されながらも、権利を主張する「亡命政府」が存在している。
例えば西サハラ(サハラ・アラブ)は、国土の大半をモロッコに実効支配され、
亡命政府のポリサリオ戦線の本部はアルジェリアのティンドゥフにある。
他にも、チベット(ガンデンポタン)がインドに、
東トルキスタン(新疆ウイグル)がアメリカに亡命政府を樹立し、国土の回復を訴えている。
南カメルーン(アンバゾニア)や南モンゴル(内モンゴル)も分離独立を目指している。



そんな亡命政府の中でもひときわユニークなのが「マルタ騎士団」。
正確には「ロードス及びマルタ、エルサレムの聖ヨハネ病院独立騎士修道会」。
11世紀にエルサレムで設立され、その後ロードス島、マルタ島と本拠を移し、
ナポレオンの侵攻でマルタを追われてからは、本部をイタリアに移し現在に至る。
国土を持たないにも関わらず、96ヶ国から承認を受け、国連にもオブザーバー参加している。
国民は爵位を持つナイトが世界に1万人いるらしく、
あのドクター・中松義郎もサーらしい。


この他、独立は宣言しているが、様々な見地から問題があるミニ国家「ミクロネーション」というものも存在している。
有名なのは、イギリス沖の人工島を領土とする、シーランド公国。
昨年、元首のロイ・ベーツ公が亡くなり(参照)、今後どうなるのか注目されている。

同様のミクロネーションは各地にあり、
アメリカのモロッシリア共和国、
オーストラリアのハット・リバー公国やワイ公国、
イタリアのセボルガ公国、フランスのソジェ共和国、
オーストリアのクーゲルムーゲル、
中米アンティグア・バーブーダのレドンダ島にもレドンダ王国。
などなど。

アメリカのインディアン部族の自治地域であるイロコイ連邦、ラコタ共和国もミクロネーションの一種といえるのかもしれない。


僕も子供の頃、いつか自分の国を持つことに憧れていた。
その夢はまだ諦めたわけではないので、
いつの日か、日本から独立しようと思う(笑)

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