独り言花~夏休み~
いつの間にか期末試験も終わり、夏休みに入った。
その夏休みも早2週間が過ぎた。
よく誤解されるが、教師は夏休みだからといって休みではない。
もっとも、休暇を取られる先生方は多いが、
それは普段は授業があると代休や有給休暇が取りにくく、必然的にこの時期に取らざるを得ない。
夏休み中は教師は何をしているのか。
生徒の調査書を作ったり、教材研究をしたりと、デスクワークが多い。
もちろん部活動も、普段以上に熱心に生徒はやっているのだが、
僕は去年まで顧問だった水泳部から外れ、なんとバレーボール部の顧問になった。
そのおかげで、去年に比べて夏休み中にずいぶんと時間の余裕ができた。
そこで、今年は初めて外で行われる研修に行ってみることにした。
国際理解教育の研修が国際協力機構(JICA)市ヶ谷「地球ひろば」(写真上)であった。
地球ひろばは、以前は広尾にあり、
僕も青年海外協力隊(JOCV)の派遣前訓練の際に通ったのだが、
昨年10月に市ヶ谷に移転してきた。
市ヶ谷は初めてだったが、内装が前とそっくりなので嬉しい。
研修では、JOCV経験者による体験談の他、
日本の伝統文化理解教育として、風呂敷を使ったワークショップなどがあった。
風呂敷は最近見直されているというが、
使い方次第でラッピングにも鞄にもなる。
ここまで奥が深いものだったとは!!
僕は以前から国際理解にはまず自国の文化の理解こそが大切だと思っていたが、
そのことを改めて感じた。
ちなみに昼食は地球ひろばのカフェテリアで。
さすがJICAらしく外国料理のメニューがある。
僕が食べたのは「モヒンガー」(ミャンマー風魚出汁のライスヌードル)。
地球ひろばの図書館では、JOCVの報告書が閲覧できるので、
僕も自分の報告書を検索してみた。
恥ずかしくてとても読めなかった(笑)
夏休み中にはあちこちの大学でオープンキャンパスが行なわれるが、
進路指導として生徒を引率して行く。
すでに幾つか行ったが、今週末は母校・早稲田大学に行く。
引率とはいっても、興味は生徒によって違うため、集合した後は生徒たちが自主的に回る形になる。
特にすることがないので、僕も一緒になって模擬授業なんかに参加してしまった。
充実している夏休みだが、あと1ヶ月しか残っていない…(笑)
この記事へのコメント
こんばんは。
今年度、水泳クラブからバレーボールクラブに移ったのは何故ですか?ボクが疑問に思うことはそこなんです。
それはさておき、進路指導部の一員として生徒を連れて早稲田のオープンキャンパスへ行くのはいいですねぇ。奈良高校や畝傍高校、膳所高校の生徒達が京大・立命館のオープンキャンパス(つまり公開授業)へ行く人がよく見受けられます。夏休みはオープンキャンパスシーズンですからね。ボクも高校時代、私立の大学見学に行ったことがあります。
顧問を転々とするのは特技の無い教員の宿命です。