こころの花~ネパールカレー~

なかなか衝撃的なニュース記事を見つけた。
それは、「健康に気をつけるなら、「ネパール」カレーがいいらしい」というものだ。
ご存知の通り、僕は2年間をネパールの首都カトマンズで過ごし、
その間、数しれないほどのネパールカレー“ダルバート・タルカリ”を食べて来た。
そのダルバート・タルカリが健康的とは初耳である。

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記事によれば、ネパールカレーは「油分が少ない」のだとか。
はて、本当にそうだろうか?
ネパール時代にダルバート・タルカリを作るのを見る機会が何度かあったが、
その際油を大量に使うのに驚いた。
ネパールは糖尿病や高血圧が多いと聞くし、肥満した人もかなりいた。
平均寿命だってかなり短い。
どこをどう見れば、“健康的”といえるのだろうか。


もちろんネパールカレーは、インドカレーよりも味が薄い。
確かに「やさしい味つけ」なのである。
結局のところ、ネパールカレーが健康的というのはインドカレーと比べての話なのだろう。

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僕がネパール時代に食べたダルバート・タルカリの中で、「これぞ」というものを挙げるとすれば、
ネパールでお世話になったネパール語の先生の家のダルバート・タルカリ(写真上)である。
それは美味しいだけでなく、数少なく健康的なダルバートだった。
先生はバフン(バラモン)族なのだが、バフン族は戒律が厳しい。
お酒や肉が禁止されているばかりか、ニンニクや玉ねぎも使わない。
なので、「バフンのパーティに呼ばれたらご飯を食べてから行け。」なんて揶揄されることもある。
確かに、バフン族はカースト最上位で、ネパールの支配者階級だったから、
食文化が発達しなかったといえるのかもしれない。
にもかかわらず、先生のダルバートは美味しかった。
先生の家の近くに住んでいたこともあって、何度かおじゃましてダルバートをご馳走になったが、
こう書いていてまた食べたくなってきた。
昨年夏にネパールを訪ねた際は先生は留守であったが、
次こそはぜひまたお会いして、ダルバートを食べさせてもらいたい。

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