タイムマシンにおねがい~カトマンズ~
カトマンズではいろいろな人に会った。
青年海外協力隊時代の仲間や、
国際協力機構(JICA)でお世話になった人たち。
ネパール語の恩師の家ではダルバート・タルカリをご馳走になった。
住んでいた家の大家さんや、ホームステイさせてもらった一家にも会った。
カトマンズには何度も来ていて、来るたびに町の変化を感じているが、
今回も一段とその思いが強くなった。
例えば、道が見違えるほど綺麗になっている。
僕の住んでいたディリバザールも、道こそまだ舗装はされていなかったが、かなり広くなっていた。
最初のドミトリーのあったガイリダラーの交差点(写真下)もすっかり綺麗になっていた。
しかも当時よく行ったドーナツ屋がなくなっていた。
ゴミもかつてはあちこちに捨てられていたが、それも無くなり、代わりにゴミ箱があちらこちらに設置されていた。
ネパール人に聞いたところ、南アジア地域協力連合(SAARC)のサミットがあってから急に開発が進んだのだとか。
考えてみると、しつこい客引きも激しいぼったくりも、ずいぶん少なくなったようだった。
ネパールもだんだん、まっとうな国になってきているのかもしれない。
12月31日…この日は大晦日。
ネパールはビクラム暦を使っているので、この日は平日でしかないのだが、
ツーリストエリアのタメルでは、ステージを作って盛り上がっていた。
ここ数年、海外で年越しということが多い僕ではあるが、
移動の疲れがあったりして年越しの瞬間は夢の中ということが多い。
だが2014年の今年は、運良く起きていられた。
ワインを飲みながら過ごしていると、
遠くからカウントダウンの声と歓声が聞こえてきた…。
2015年も良い1年でありますように。
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