花になれ!~選手引退について考えた~

イチローの引退騒動に限らず、スポーツ選手の引退報道を見るといろいろ考えさせられる。

僕は今年、44歳になる。
若手とはもはや言いにくいが、老齢とも言えない。
仕事面でも自分がベテランだとは畏れおおくて言えないが、まあ中堅どころなのかなぁと感じる。

しかし、スポーツの世界では44歳ともなると、競技にもよるがベテランもベテランと言えるだろう。
プロ野球では、数年前までは僕より歳上の選手は結構いた。
それが、2015年に山本昌、和田一浩、谷繁(いずれも中日)、中嶋聡(日本ハム)、西口(西武)、斎藤隆(楽天)、谷佳知(オリックス)、
2016年に三浦大輔(DeNA)が引退した結果、僕より歳上のプロ野球選手はいなくなった。
同い年の選手も、2016年に黒田博樹(広島)、2017年に井口資仁(ロッテ)が引退してからは、中日の岩瀬がただ一人残るだけ。

どれだけ実績を残そうと、いつかはチームを去らなくてはならない。
こうしたニュースを見るたびにプロの厳しさを感じる。
確かに、プロ選手というのは、チームに貢献できなくなれば、去っていかなくてはならない宿命を持っている。

アマチュア選手ならそうでもないのかと思っていたのだが、
2014年にモーグルの上村愛子が34歳で引退を表明した。
もちろん、全盛期のプレーが出来なくなったというのはわかる。
だが、トップレベルの成績を考えずに、あくまで趣味として競技を続けるという選択肢はなかったのだろうか。


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僕は競技かるたの選手だが、“引退”ということを考えたことはない。
ここ数年はほとんど練習もできず、大会にも2017年度はついに1度も出られなかったが、
引退したつもりはまったくない。
このままもう大会には出なくなってしまったとしても、結果的にそうなっただけで、
気が向けばまた復帰するだろう。


それは僕がたいして強くもなく、頂点を極めていないからなのかもしれない。
先日亡くなった競技かるたの正木一郎・永世名人は、名人とは他の選手の手本にならなければならないとして、
自身がそうした手本となれなくなった時に競技を引退してしまった。
西郷直樹永世名人、楠木早紀永世クイーンも、タイトルから退いてからは実質的に引退状態にある。

その逆に、松川英夫永世名人の場合は、自らが率先して手本となるべきだとして、60歳を過ぎてからも大会に出続けていた。
僕も一度大会で対戦させてもらったが、大変に勉強になった。


現役選手を引退したとしても、指導者として関わり続けるのであれば、それは引退とは言えないのかもしれない。
僕の場合も、一応は指導者という立場にあり、後進たちを育てるという使命を持っている。
だが僕は自分自身も選手として競技をすることで、後進たちと切磋琢磨しながら、育てると共に自身も成長していきたいと思っている。



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