日本人の知らない日本語~日本語教師資格創設?~

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11月11日(日)の読売新聞に「日本語教師 資格を創設」という1面トップ記事が載った。
僕は2007年1月から2009年1月まで、ネパールの首都カトマンズで日本語教師として2年間勤務してきた。
そんな元日本語教師としても、このニュースは気になるところである。


記事によると、現行の日本語教師の定義が幅広く、教師の力量や教育内容にばらつきがあるため、資格創設によって教育の質の向上や均質化を図るのだという。

日本語教師の“資格”とされるもののうち、僕は日本語教師養成講座420時間修了と、日本語教育能力検定合格というものを持っている。
どちらも民間の資格であり、公的なものではない。
日本語教師養成講座は、時間さえかければ誰でも修了できるし、日本語教育能力検定はペーパーテストなので、実務とはあまり関係ない。
僕はそれらの資格はあったものの、まったく日本語教師の経験がないまま、ネパールに渡ってネパール人に日本語を教えてきたので、
最初のうちはかなり苦労した。


さらに、日本語教師がその職務の大変さに引き比べて給与等の待遇の悪さも問題になっている。
僕の場合は途上国勤務で、しかも公的機関であるJICAのボランティアとして派遣されたので、現地ではそれなりの生活が出来ていた。
しかし、国内で日本語教師として就職した友人は激務の割りに給料が安いため、苦労して就職したにも関わらず半年で日本語教師を辞めてしまったそうである。


公的な資格を設けて、日本語教師を待遇を改善しようとすることは必要かもしれない。
だが現職の日本語教師にどのように公的資格を与えるのかが問題である。
下手をすると、日本語教師の人数そのものが激減してしまい、残った日本語教師がより激務になってしまいかねない。
また、海外の学校によっては有資格者の教師が集められない事態にもなりかねない。
資格創設は慎重にやって欲しい。

資格が創設されれば、僕も取得したいと思う。
現職の日本語教師だけではなく僕のような、現在は日本語教育に携わっていない元日本語教師が資格を取得する方法はあるのか、とても気になる。
2019年度中にも概要が固められるというので、注視していきたいと思う。




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