ボランティア・スピリット~日本語教師~

日本語教師の資格を取ろうと考えたのは、非常勤講師5年目の頃だった。
当時勤めていた高校から、翌年の契約を断られたこともあって、自分の将来が不安になってきていた。

どうせなら海外に出て働いてみるというのも面白いだろうと思って、青年海外協力隊に参加することを考え出した。
ところが、協力隊の職種の中に僕に出来そうなものがない。
日本語教師なら、自分が教えている国語とも関係が深いので良さそうである。
そこで、まずは日本語教師の資格を取ることにした。

日本語教師の資格としては、
1.大学で日本語学を専攻
2.日本語教師養成講座420時間修了
3.日本語教育能力検定合格
の3つがある。

そこで、日本語教師養成講座に通うことにした。
1年間週3回、仕事が終わった後の夜、予備校に通った。
日本語教師というのは、思っていたのとはだいぶ違い、国語教師よりは英語教師に近いものだった。

1年後養成講座が修了。
その後3ヶ月間の教育実習を経て2005年7月、無事日本語教師の資格を得ることが出来た。


その後、青年海外協力隊試験にも合格し、2007年1月から2年間ネパールの首都カトマンズに赴任することになる。

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ちなみに日本語教育能力検定試験の方も、2006年12月に受験して合格している。
また、その2006年に始まった全養協日本語教師検定にも、ネパールから帰国後の2009年に受験し、B判定ではあったが合格している。


日本語教師としての経験はネパールでの2年間のみで、帰国後はまた国語教師に復帰してしまった。
なぜなら、少なからず日本語教師に失望してしまったからである。

僕が日本語を教えたネパール人たちは、ほとんどが日本への留学を希望していたが、その目的は結局のところ日本で働きたいというもの。
日本に行けばお金持ちになれるという、夢を持って日本にやって来る。
しかし、日本で暮らすということは、日本人にとっても簡単ではない。
夢破れて帰国する人も後を断たない。

僕が日本語を教えるということは、そうした見なくてもいい夢を見させてしまう事なのでは無いかと、思い始めたのである…。

また、仕事の大変さの割に給料が安いという、日本語教師の待遇の悪さもある。
養成講座で一緒だった仲間は、念願の日本語教師になったはいいが、割に合わないとすぐに辞めてしまったらしい。

こちらの方は、先日新聞報道もあったように、政府が日本語教師の資格化を検討しているらしいので、いずれ解消されるかもしれない。
そうなった時は僕も何らかの形でもう一度日本語教育に関わってみたいと思う。




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