ゴールデン・アワー~グラミー賞授賞式~

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第61回グラミー賞の授賞式の中継を見た。
アメリカ最大いや世界最大の音楽の祭典ということで、毎年楽しみにしている。
今年も受賞の行方はもちろんのこと、エンターテイメントとしても楽しめる授賞式だった。


オープニングはキューバ出身のカミラ・カベロの「Havana」。ラテン系女性としては初の快挙だそうだ。
そこにプエルトリコ出身のリッキー・マーティンや、コロンビア出身のJ・バルヴィンらが加わる。
昨年のグラミー賞では女性の受賞者が少なかったことを批判されたが、その反動だろうか、
今年はいきなり多様性をアピールする演出が見られた。

続いて今年の司会のアリシア・キーズが登場。
アリシアの紹介で、ジェニファー・ロペス、レディー・ガガらを引き連れてミシェル・オバマ前大統領夫人が登場した。
昨年はビデオでヒラリー・クリントンが登場していたが、この分だと来年はメラニア・トランプが出演するかもしれない(笑)

続いてショーン・メンデスがピアノを弾き語る。
やがてギターに持ちかえると、マイリー・サイラスと「イン・マイ・ブラッド」をデュエットした。


最初の発表は、最優秀ポップパフォーマンス賞(グループ)。
レディー・ガガの「シャロウ~『アリー/スター誕生』愛の歌」が受賞。


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主要部門である最優秀楽曲賞は、チャイルディッシュ・ガンビーノの「ディス・イズ・アメリカ」がガガを抑えて受賞したが、当のガンビーノ自身は授賞式を欠席していた。


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往年の大スターが登場するのもグラミー賞の見所で、
73歳のドリー・バートン、もうじき75歳のダイアナ・ロスがその年齢を感じさせない力強いパフォーマンスを見せた。

今年60周年となる音楽レーベル・モータウンを記念して、ジェニファー・ロペスがメドレーを披露。
スモーキー・マウンテンらと共演したが、アクロバティックなダンスも見応えがあった。

また、司会のアリシア・キーズも2台のピアノで、「Songs I wish I'd Written」として自分が書いた曲だったら良かったという曲をメドレーで披露した。

その一方で、チャイルディッシュ・ガンビーノ以外にも、レディ・ガガとデュエットしていたブラッドリー・クーパーがイギリス・アカデミー賞の授賞式出席とかで、授賞式を欠席していた。
また、主要部門にノミネートされていたケンドリック・ラマーやドレイクのパフォーマンスも無かった。

ドレイクは最優秀ラップソング賞を「God's Plan」で受賞した際にはスピーチをしている。
だがそのスピーチも、なぜか途中でコマーシャルに入ってしまうという不可解さ。
ドレイクはもともとグラミー賞に対して否定的な発言をしていたというから、それが原因だったのかもしれない。

確かにグラミー賞は、彼のようなヒップホップ系に対して低い評価しか与えなかったことがあり、主要4部門での受賞というのも、
今回のチャイルディッシュ・ガンビーノが初だった。


最優秀ラップアルバム賞のカーディB(「Invasion of Privacy」)は、女性としては初の受賞。
やはり、多様化を象徴している。

プレゼンターとして韓国のBTS(防弾少年団)が登場。
僕は知らなかったが、彼らは日本ばかりかアメリカでも人気があるらしい。
その彼らが最優秀R&Bアルバム賞としてH.E.R.(「H.E.R.」)の名を告げる。
21歳の彼女はデビューアルバムでの快挙。

最優秀カントリーアルバム賞はケイシーマスグレイブスの「Golden Hour」。

そして最優秀新人賞は23歳のデュア・リパ。


最優秀レコード賞はチャイルディッシュ・ガンビーノが「ディス・イズ・アメリカ」で、楽曲賞に続く快挙。

そして最優秀アルバム賞はケイシー・マスグレイブス「Golden Hour」だった。


僕は今年の最優秀レコード賞はレディー・ガガだと予想していた。
というのも、これまでグラミー賞は保守的な傾向があり、ヒップホップ系は敬遠されていたからである。
ところが、今年は主要2部門でチャイルディッシュ・ガンビーノが受賞している。
グラミー賞がヒップホップを低く評価しているという批判に応えた形になった。
また、昨年は女性の受賞者が少なかったという批判もあったが、その反動か今年は女性の受賞も相次いだ。
グラミー賞が変わることは歓迎だが、審査員が安易に世論に流された結果だとすれば、それはそれで問題があると言えよう。
来年以降も含めて、長い目で見ていきたい。




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