カメラを止めるな!

画像


先日テレビのロードショー番組で話題の「カメラを止めるな!」を観た。
この映画はわずか2館のロードショーから口コミで話題を呼んで大ヒット。
遂には日本アカデミー賞の優秀作品賞を受賞するまでになってしまった。
残念ながら劇場では見損ねてしまったが、テレビで上映されるという機会があったので遅ればせながら鑑賞することができた。

以下、ネタバレあり
冒頭から40分近くに渡ってワンカットの長回し映像が続く。
山奥の廃墟にゾンビ映画を撮影に来た映画クルー一行が、本物のゾンビに襲われていく。
カメラがブレたり、俳優の間延びした演技やわざとらしい演技、あれこれと細かいミスが目立ち、いかにも低予算映画の雰囲気が漂う…。
正直、なんでこんな作品が話題に?と思ってしまう。

40分程でいきなりのエンドロール。
そして、話は1ヶ月前に飛ぶ。
このゾンビ映画が劇中劇であったことがわかる。
ゾンビ専門チャンネルのために、生放送でワンカット撮影されることとなったのだ。


そうして始まった映画の撮影。
出演者2人が交通事故のため出演できなくなったため、急遽監督とその妻が代役として出演することになる。
その後も次々とトラブルが発生するが、スタッフ・キャストの機転で何とか乗り切っていく…。


物語がトラブルによって次々と変わっていくという展開は、三谷幸喜の監督デビュー作「ラヂオの時間」を彷彿させる。
しかしここでは冒頭ですでにゾンビ映画の完成品を観ているので、どのようにして危機を乗り切ったのか、倒叙形式のミステリーを観ているかのよう。
ゾンビ映画を観ていて持った違和感がすべてその後の伏線になっていたのである。


とにかく面白い映画だった。
最初、あまりのチープぶりに失笑気味であったのだが、いつの間にか内容に引き込まれるようになっていた。
その伏線の張り方は絶妙で、もう一度観てみたいと思う。
間違いなく2018年を代表する映画の1つだといえる。




ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック