万引き家族~日本アカデミー賞授賞式~

日本アカデミー賞の授賞式を観た。
アメリカのアカデミー賞からライセンスを取得して暖簾分けという形で発足した賞だが、授賞式はアカデミー賞と違いショー要素は無いし、
そもそも賞の権威の方からしてどれだけ高いのか分からないのだが、それでも毎年結果が気になってしまう。


今年は事前に賞の予想も立てていたので、いつも以上に結果が気になる。

最初の最優秀助演男優賞は、「孤狼の血」の松坂桃李で見事予想的中。
もっとも、キネマ旬報助演男優を取っていたこともあり、ある意味順当である。

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続く最優秀助演女優賞。
ここも予想通り、樹木希林が「万引き家族」の方で受賞した。
娘の内田也哉子がトロフィーを受け取り感動的なスピーチを述べた。

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最優秀主演男優賞。
ここは「散り椿」の岡田准一と予想していたが、受賞したのは「孤狼の血」の役所広司。
昨年の最優秀助演男優賞に続いての2年連続受賞。
僕は昨年も岡田准一と予想していたので2年連続外したことになる。

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最優秀主演女優賞。
僕の予想は「北の桜守」の吉永小百合だったが、受賞したのは「万引き家族」の安藤サクラ。

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結果的に主演賞はどちらも外してしまったのだが、共に対抗馬であるとは思っていた。


最優秀監督賞のプレゼンターは昨年「3度目の殺人」で同賞受賞の是枝裕和。
結果を読み上げる前に、衣装デザイン賞の創設を提言。
すると司会の西田敏行もメーキャップ賞を創設すべきと応対した。
確かにこういった部門の表彰があってしかるべきである。

是枝裕和が読み上げたのは、なんと自分自身。
「万引き家族」で見事2年連続の受賞となった。


日本アカデミー賞の特徴としては何度も同じ人が受賞するというのがある。
今回も監督賞と演技賞の5部門のうち、初めての最優秀賞は助演男優賞の松坂桃李だけである。
そして、一部の作品に賞が集中するというのも特徴だ。
ここまで「万引き家族」が7部門受賞と独走態勢に入っている。
他には、「孤狼の血」が3部門、「カメラを止めるな!」が1部門となっている。

ということは、最優秀作品賞も「万引き家族」でほぼ決まりか。
実際、その通りの受賞となった。

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結局、「万引き家族」が8部門受賞という結果となった。
カンヌ映画祭パルムドール、キネマ旬報ベスト・ワン、そしてアカデミー外国語映画賞ノミネートは伊達ではなかった。


なお、その他の部門も含めての受賞結果は以下の通り。
僕は最優秀外国映画賞の「ボヘミアン・ラプソディ」と、最優秀アニメーション作品賞の「未来のミライ」も予想を的中させたので、予想を立てた8部門中6部門的中と悪くない結果だった。
とはいうものの、実はほとんどの作品を実際に観ていない。
正直、映画好きを自認するのが恥ずかしくなるくらいである。
来年の日本アカデミー賞授賞式の時は、自分の目で観て予想出来るようになっていたいものである。


〈最優秀作品賞〉
「万引き家族」

〈最優秀アニメーション作品賞〉
「未来のミライ」

〈最優秀監督賞〉
是枝裕和「万引き家族」

〈最優秀主演男優賞〉
役所広司「孤狼の血」

〈最優秀主演女優賞〉
安藤サクラ「万引き家族」

〈最優秀助演男優賞〉
松坂桃李「孤狼の血」

〈最優秀助演女優賞〉
樹木希林「万引き家族」

〈最優秀脚本賞〉
是枝裕和「万引き家族」

〈最優秀撮影賞〉
近藤龍人「万引き家族」

〈最優秀照明賞〉
藤井勇「万引き家族」

〈最優秀音楽賞〉
細野晴臣「万引き家族」

〈最優秀美術賞〉
今村力「孤狼の血」

〈最優秀録音賞〉
浦田和治「孤狼の血」

〈最優秀編集賞〉
上田慎一郎「カメラを止めるな!」

〈最優秀外国作品賞〉
「ボヘミアン・ラプソディ」

〈話題賞〉
・俳優部門
伊藤健太郎 「コーヒーが冷めないうちに」
・作品部門
「カメラを止めるな!」

〈新人俳優賞〉
上白石萌歌「羊と鋼の森」
趣里「生きてるだけで、愛。」
平手友梨奈「響 -HIBIKI-」
芳根京子「累 -かさね-」「散り椿」
伊藤健太郎「コーヒーが冷めないうちに」
中川大志「坂道のアポロン」「覚悟はいいかそこの女子。」
成田凌「スマホを落としただけなのに」「ビブリア古書堂の事件手帖」
吉沢亮「リバーズ・エッジ」

〈会長功労賞〉
岡田茉莉子
岸惠子
佐藤純彌
吉田喜重

〈会長特別賞〉
高畑勲
星由里子
津川雅彦
樹木希林
吉田貞次
黒澤満

〈協会特別賞〉
大塚康生
金田正
櫻井勉
千代田圭介


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