COLORFUL~競技かるた人口爆発~

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2007年に連載が開始した漫画「ちはやふる」はアニメ化、実写映画化され、競技かるたブームを巻き起こした。
その結果、競技人口は現在まで増加の一途をたどっている。
全日本かるた協会の会員数は2007年までは毎年2000人程度であったが、「ちはやふる」人気と共に上昇。
2014年には3000人、2017年には4000人を超え、2018年度は4460名となっている。
もっとも、全日本かるた協会の会員となっているのは選手登録の必要な初段以上の有段者がほとんどであるため、
これ以外の無段者や初心者も加えると、競技人口はその倍にもなるのではないだろうか。


選手が増えるに従ってどこのかるた会でも練習会場の収容人数の問題が生じてきた。
僕の所属するかるた会でも、練習に行くたびに新しい会員が増えているようなことがあった。
大会も同様で、出場選手が増えすぎたために、従来のやり方で大会を開催するのが難しくなっている。
競技かるたの大会はトーナメント形式で行なわれている。
僕が大学生の頃は決勝戦まで勝ち残っても5~6試合を行なえばよかった。
出場選手が65名を超えて7試合となるようなことはほとんどなかった。
それが近年では、各級の出場選手が100名を超える事も頻繁にみられるようになってきた。
129名を超えると決勝まで8試合を行わなければならない。
1試合当たり1時間半~2時間かかるから、1日で全試合を終えることが難しくなる。


そうした問題を避けるために、各級を複数に分割することがよく行なわれている。
しかしそうなると大量の昇級者が出てしまうため、必然的に上の級の選手が増えてしまうことになる。
また、A級の場合は入賞者にポイントが与えられ、それが選抜大会や各会対抗団体戦の出場の判断基準となるため簡単に分割するというわけにはいかない。

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また、出場人数そのものが減るわけではないので、会場のキャパの問題は解決しない。
近江神宮で開催されている高校選手権の場合でも、すでに近江神宮だけでは選手が収容できず、琵琶湖ホテルの施設であるびわ湖大津館や公民館、保育園まで使用している。
近江神宮はかるたの聖地として知られているのだが、実際は多くの選手はその聖地で試合を行なえないのだ。


いったいこうした競技人口の増加を解消するよい手立てはないだろうか。

(続く)



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