かるた小町~競技かるた段位制度変更~

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競技かるたの昇段基準と出場級が2020年4月より変更になるとのことである。
2年間の移行期間の後、2022年4月以降は新制度へ完全移行されるそうだ。
「近年の初心者クラスの参加者増加と競技レベルの著しい向上に鑑み、E級で一定の成績をあげたものに初段を授与することで、初心者クラスのモチベーション向上をはかり競技かるた普及拡大につなげるもの」とのことだ。
(「かるた展望」69より)

現行の制度では出場級と段位は次の通りとなっている。

  A級:4段以上
  B級:2段・3段
  C級:初段
  D級:無段
  E級:無段

それが2022年度以降は次のように変更されるという。

  A級:4段以上(変更なし)
  B級:3段
  C級:2段
  D級:初段
  E級:無段

また、昇段基準も変更となっている。
従来の昇段基準は次の通り。
3位とはトーナメントでベスト4のこと。
  
  4段:B級優勝もしくは準優勝2回
  3段:B級3位
  2段:C級3位
  初段:D級3位

こちらも次の通り変更される。

  4段:B級優勝もしくは準優勝2回(変更なし)
  3段:C級3位
  2段:D級3位
  初段:E級3位

2020年度と2021年度の移行期間は、現在のB級とC級の登録選手は段位に関わらずそのままの級で出場できる。
D級の場合は過去に1度でもD級に出場していれば無段のままでD級に出場できる。
そして移行期間内にそれぞれの級で4位以上を取れば次の「特別昇段基準」が適応され昇段出来る。
4位とはトーナメントでベスト8である。

 3段:B級4位
 2段:C級4位
 初段:D級4位 

ただし移行期間内に昇段出来なかった場合、2022年度からは新制度の出場級に降級することとなる。
これらのルールに従うと、無段でD級に出場していても、3位以上になった場合は、いきなり2段を取得できることになる。
(ただし、同時に初段の取得も必要。)

確かに、現行の制度では同じ無段でもD級(初段を目指す者)とE級(初心者)の違いが分かりにくかった。
実際、僕自身の大会デビューはいきなりD級からである。
また、3段を取得しても昇級できるわけではなかったため、その価値が分かりにくい。
ひょっとしたらB級3位になったけれども、お金がもったいないから3段にはならないという人もいるのかもしれない。
なお初段~3段への昇級には、過去2年度(現時点なら2017年度)までの成績を適用することができるそうだ。


現在、全日本かるた協会に選手登録が必要なのはC級初段以上の選手だけである。
今後はC級2段以上が登録が必要ということになり、D級選手初段を取っても従来通り選手登録の必要はないそうだ
D級選手までは、かるた会に所属してない無所属の選手や、学校の同好会など全日本かるた協会に所属していない会の所属であっても引き続き大会に出場することが出来る。
これは競技かるたの裾野を広げていくためにも当然かな、と思う。
僕の夢は、高校かるた部の顧問として生徒を大会に連れていくことであるが、大会出場のために選手登録が必要になると、かなりハードルが高くなる。
ただし、今後D級に初段が取得が必要になると、一部の選手の中には敢えてD級からE級に降格したり、初段を取らずにD級へ昇級しない選手も出てくるかもしれない。
いずれにせよ、今後はD級が今まで以上にレベルが高くなってくるはずだ。

全国大会では今後はE級の設置が必要となるらしいが、E級選手が初段を目指すとなると、まったくの初心者との間にはどうしても壁が出来てしまう。
現在一部の新人大会などで設置されているF級を新たに設ける大会も増えてくるのだろう。




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