エール~連続テレビ小説~
3月30日放送開始となった新連続テレビ小説「エール」がなかなか興味深い。
というのも102作目となる今作は、主人公・古山裕一(演:窪田正孝)のモデルが作曲家・古関裕而であるようなのだ。
古関裕而というと、阪神タイガースの応援歌「六甲おろし」や、夏の高校野球の大会歌「栄冠は君に輝く」などの作曲で知られている。
そして何といっても僕の母校・早稲田大学の第一応援歌「紺碧の空」の作曲者である。
テレビで予告編をやっていたが、その中に早稲田大学応援部が応援歌の作曲を依頼するシーンがあった。
ということは、劇中に「紺碧の空」が流れる場面があるのかもしれない。
他にも「長崎の鐘」や「高原列車は行く」「黒百合の歌」といった歌謡曲でも多くのヒット曲を生んでいる。
面白いのは、「六甲おろし」と「紺碧の空」を作った一方で、そのライバルの巨人軍応援歌「闘魂こめて」や、慶應義塾大学応援歌「我ぞ覇者」の作曲も手掛けている点である。
さらに歌謡曲でも「長崎の鐘」や「高原列車は行く」「黒百合の歌」などのヒット曲をがある。
また、青年海外協力隊歌「若い力の歌」の作曲も彼によるもの。
こうした名曲の数々がドラマの中に流れるのが楽しみである。
連続テレビ小説というと、自分の記憶にある一番古いのは「まんさくの花」(1981年)である。
小学生時代や会社に勤務していた頃は比較的観ていたのだが、高校の教員になってからは時間的にも観ることが難しくなったため、ほとんど観ていない。
今回の「エール」もリアルタイムで観るのは難しいのだが、土曜日にBSで一週間分をまとめて放送するので、それを観ようかも思う。
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