首里の馬~芥川賞・直木賞発表~

第163回芥川賞・直木賞の受賞作が発表された。
今年は芥川賞に平成3年生まれの遠野遥と三木三奈が揃ってノミネートされていたが、果たしてその28歳の遠野遥の「破局」が見事受賞を決めた。
平成生まれとしては初めての芥川賞受賞ということになる。

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今回は芥川賞の候補者5人中、4人が初ノミネートとフレッシュな顔ぶれだったが、唯一3度目のノミネートであった高山羽根子の「首里の馬」もダブル受賞となった。

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一方の直木賞は、なんと7度目のノミネートで馳星周「少年と犬」が受賞。
もちろん、馳星周の作家としての力量は今さらではあるのだが、すでにデビューして25年を超すベテランだけに、果たしてわざわざ受賞させる必要があったのかどうか疑問が残る。

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〈芥川賞候補作〉
石原燃「赤い砂を蹴る」
岡本学「アウア・エイジ(Our Age)」
高山羽根子「首里の馬」
遠野遥「破局」
三木三奈「アキちゃん」

〈直木賞候補作〉
伊吹有喜「雲を紡ぐ」
今村翔吾「じんかん」
澤田瞳子「能楽ものがたり 稚児桜」
遠田潤子「銀花の蔵」
馳星周「少年と犬」