コーヒー・ルンバ~コーヒー中毒~

♪昔アラブの偉いお坊さんが 恋を忘れた憐れな男に
 痺れるような香りいっぱいの 琥珀色した飲み物を教えてあげました…
         西田佐知子「コーヒー・ルンバ」

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僕はコーヒーが大好きである。
朝起きて一杯。
通勤中に缶コーヒー。
職場について一杯…
てなぐあいに1日4~5杯は飲んでいる。

僕がコーヒー好きになったのはおそらく中学生の頃だったかと思う。
当初は砂糖とミルクを入れた甘~いコーヒーがお好みだったが、そのうち甘くないコーヒーの味を覚えた。
ネパールに滞在していた2007年1月~2009年1月を除いて、ほぼ毎日のようにコーヒーを飲み続けている。
(ただし、ネパールでは毎日紅茶を3~4杯飲んでいた。)


そのコーヒーに害があるのではないかということはだいぶ前から言われていた。
大学生の頃、僕はドトールコーヒーでアルバイトしていたのだが、もしそうなら自分は相当ヤバイのではないかと心配になった。
だがバイト先の店に置いてあったパンフレットに、コーヒーがいかに健康に良いのかということが書いてあったのを読んでひと安心。
結局、コーヒー愛が衰える事にはならなかった。


最近、同僚の先生がコーヒー断ちを実践したという話をしていた。
その先生はコーヒー断ちをしたところ、猛烈な頭痛や吐き気に襲われたのだという。
いわゆる“カフェイン中毒”であったというのだ。
それを聞いて僕もまた心配になってきた。
ひょっとしたら僕自身もそうなのではないか…。
そこで、僕もコーヒー断ちを実践してみることにした。

もし体調不良になってしまうと仕事に支障が出る可能性がある。
そこで、休日に実践することにした。


金曜日。
朝いつものようにコーヒーを飲んで家を出た。
ついうっかり普段の癖で缶コーヒーを買ってしまったので、それを最後にすることにして、しっかり味わって飲んだ。

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土曜日
朝からコーヒーは飲まない。
念には念を入れて、お茶もカフェインの入っていない麦茶にするという徹底ぶり。

すると、夕方になって頭が痛くなってきた。
これが禁断症状だろうか?
ただ、頭痛が起きるのはこれまでにもあったことなので、もう少し様子を見ることにする。

日曜日
起きてからずっと頭が痛い。
それどころかダルくなってきた。
吐き気こそおこらないが、これは禁断症状で確定だろう。
20時を過ぎた頃、翌日の事が心配になってきた。
これではとても月曜に授業が出来そうにない。

21時…限界だ!
買ってあったアイスコーヒーをコップに注いで口にした。

すると…
みるみる頭痛が引いていくではないか。
そして、ダルさも抜け元気が戻ってきた。

映画「エド・ウッド」には薬物中毒のベラ・ルゴシ(演:マーティン・ランドー)が、麻薬を注射するたび、「白鳥の湖」が流れ元気を取り戻すシーンがあるが、まさにそれ。
僕の場合はYO-CO(荻野目洋子)版「コーヒー・ルンバ」のイントロが流れた(笑)

♪やがて心ウキウキ とても不思議このムード
 たちまち男は若い娘に恋をした…




どうやら僕は完全にカフェイン中毒であったようだ。
禁断症状に対してここまで効果がてきめんだというのが恐ろしい。
麻薬中毒の気持ちが実に良く理解できる。
なぜ彼らが麻薬を止められないかということも…。


いろいろ調べてみたところ、禁断症状が収まるまで5日程かかるというのだが、この状態が続くのではそれまでの生活に支障が出そうだ。
適量を守ってうまくカフェインと付き合っていくことが必要である。
適量は1日あたり400㎎だという。
コーヒー100mlあたりカフェインは60㎎なので、ボトル缶のコーヒー(280g)だと2、3杯ということになる。
しかも、1時間以内に体重1㎏あたりカフェイン6.5㎎摂取で約半数が、3時間以内に17mlで全数が急性カフェイン中毒になるという。
僕の場合は1時間以内にボトル缶コーヒー3本、3時間以内に9本で急性中毒になる計算だが、決して不可能な量ではないところが恐い。

コーヒー断ちをした翌日の月曜日は普段通りに朝コーヒーを飲んで家を出た。
不思議なことにその日はいつになく身体が楽だった。
もっとも、これがカフェインを控えた効果だったのかはわからないのではあるが…。
一応、それ以降コーヒーを飲むのは基本的に朝のみにして、後は特別な時に飲むだけにしている。
例えば気合いを入れたい時であるとか、外食時にコーヒーがサービスでつく場合など。
これからもしばらくはコーヒーとの付き合い方を工夫していきたい。
また、何か新しい発見があった時には改めてここで報告したいと思う。


♪それは素敵な飲物 コーヒーモカマタリ
 みんな陽気に飲んで踊ろう 愛のコーヒールンバ