季節の中で~二学期中間試験~
たまには学校の話でも。
今年度は新型コロナウィルスの影響で5月まで自宅学習期間があった。
そのため夏休みは大幅に減らされ、8月8日から23日の2週間だけであった。
そして2学期が、例年以上の長丁場となっている。
先日、2学期の中間試験が実施された。
僕の勤務高校の場合、定期試験は通常は4日間で実施されている。
それが今年は授業時間の確保ということもあり3日間に減らされてしまった。
そうなると、1日に実施される試験科目数も普段より増えてしまう。
生徒にとっては勉強が大変である。
いやそれだけではない。
僕ら教師にとっても試験期間が短くなると、いろいろと慌ただしくなる。
僕は今年、2年生の現代文と古典を担当しているが、中間試験では2日目と3日目に試験が実施された。
それぞれ3クラスを担当しているので、答案は計240枚にもなる。
試験期間が短いため、採点の時間が正直足りなかった。
普段であれば試験後最初の授業で答案を返却するのだが、今回それが間に合わないクラスが出てしまった。
どうやら、それは僕だけではなかったようで、
同僚の先生や他の都立高校の先生も同様の事を言っていた。
今年度は残りの定期試験も同様に3日間で行なわれるため、試験のたびに僕ら教師は大変になりそうである。
さらに冬休みも12月26日から1月3日に短縮されたため、
1月4日から3学期が始まることになる。
その一方で、政府は冬休みを成人の日の1月11日まで延長するよう提言するというのである。
【年始11日まで休み延長 提言へ】https://t.co/eiW1uuGwon
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) October 23, 2020
政府が23日に開く新型コロナ感染症対策分科会で、年末年始休暇の延長を提言することが分かった。来年1月4日を仕事始めとする企業が多いとみられ、帰省や旅行などによる人出増の分散のため、11日の成人の日まで休みを延ばすよう働き掛ける。
これでは学校と整合性が取れなくなってしまうが、果たしてどうなるのだろうか。
2020年度は新型コロナウィルスに最後まで振り回される1年となりそうだ。