恋を知らない君へ~芥川賞・直木賞候補発表~
第164回芥川賞・直木賞の候補作が発表された。
〈芥川賞〉
宇佐美りん(21)「推し、燃ゆ」
尾崎世界観(36)「母影」
木崎みつ子(30)「コンジュジ」
砂川文次(30)「小隊」
乗代雄介(34)「旅する練習」
〈直木賞〉
加藤シゲアキ(33)「オルタネート」
西條奈加(56)「心淋し川」
坂上泉(30)「インビジブル」
長浦京(53)「アンダードッグス」
尾崎世界観(36)「母影」
木崎みつ子(30)「コンジュジ」
砂川文次(30)「小隊」
乗代雄介(34)「旅する練習」
〈直木賞〉
芦沢央(36)「汚れた手をそこで拭かない」
伊与原新(48)「八月の銀の雪」加藤シゲアキ(33)「オルタネート」
西條奈加(56)「心淋し川」
坂上泉(30)「インビジブル」
長浦京(53)「アンダードッグス」
今回の候補者はフレッシュな印象を受ける。
というのも、芥川賞の候補者は21歳の宇佐美りんを筆頭に全員が30代以下である。
直木賞も前回の馳星周のように、なぜ今さらこの人が?というような大物が混じっていたりすることが多いのだが、今回は全員が初の候補。
また、芥川賞にミュージシャンの尾崎世界観、直木賞にアイドルグループNEWSの加藤シゲアキがノミネートされたことも話題となっている。
僕は兼ねてから、異業種からの文学界への参入には賛成だ。
辻仁成、川上未映子らのように、ミュージシャンから作家として成功した人も多い。
2015年はお笑いタレント又吉直樹の「火花」が芥川賞を受賞したが、僕はぜひとも受賞させるべきだと思っていた。
2017年にバンドSEKAI NO OWARIのSaoriこと藤崎彩織の「ふたご」が直木賞候補にあがった際にも応援していた。
今や本が売れない時代となっている。
少しでも話題になることで、本を手に取るきっかけになってもらえればと思っている。
辻仁成、川上未映子らのように、ミュージシャンから作家として成功した人も多い。
2015年はお笑いタレント又吉直樹の「火花」が芥川賞を受賞したが、僕はぜひとも受賞させるべきだと思っていた。
2017年にバンドSEKAI NO OWARIのSaoriこと藤崎彩織の「ふたご」が直木賞候補にあがった際にも応援していた。
今や本が売れない時代となっている。
少しでも話題になることで、本を手に取るきっかけになってもらえればと思っている。
発表は1月20日とのことだが、どの作品が受賞するか、注目していきたい。
個人的には加藤シゲアキの直木賞受賞の可能性はあり得るのではないかと思っている。
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