炎~2020年音楽事情~

年末、2020年の音楽シーンを振り返る機会が多かった。


12月30日、第62回日本レコード大賞が発表された。
ここ数年、この賞には出来レースだの、ヤラセだの様々な疑惑がある。
確かに2008年以降ほとんどがEXILEとAKBの関連グループしか受賞していない。
その一方でジャニーズは1991年以降この賞を辞退しているとの話もあり、その権威にはかなり疑問符がつく。

それでも、僕は毎年注目をしている。
2019年はFoorinの「パプリカ」が大賞を受賞。
久しぶりに誰もが納得する曲の受賞だったのではないか。

今回の優秀賞受賞曲は次の通り。

三浦大知 「I'm Here」
純烈 「愛をください〜Don't you cry〜」
Little Glee Monster 「足跡」
瑛人 「香水」
乃木坂46 「世界中の隣人よ」
DISH// 「猫 〜THE FIRST TAKE ver.〜」
AKB48 「離れていても」
氷川きよし 「母」
DA PUMP 「Fantasista〜ファンタジスタ〜」
LiSA 「炎」


今回は、忖度がなければ、「鬼滅の刃」ブームもあり、LiSAの「炎」が受賞するのが順当かと予想していたが、
果たしてその「炎」の名前が読み上げられた。
LiSAは昨年から「鬼滅の刃」のもう1つの主題歌「紅蓮華」がヒットしており、これは2曲合わせの受賞という側面もあるだろう。


翌31日の第71回紅白歌合戦。
初めて無観客での放送となったが、個人的にはここ数年では一番良かったという印象である。

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個人的に印象に残ったのは水森かおり(写真上)と氷川きよし(写真下)。
派手で絢爛豪華な衣装はかつての小林幸子と美川憲一の衣装バトルを思い起こさせる。
来年以降も、衣装バトルが見られるのであろうか? 

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ただ難を言うと、家族みんなで楽しめる番組といいながら、全体的に若い人向けの曲が多かったのではないか。
もう少し演歌の大御所や懐メロの名曲があっても良かったかと思う。
大トリがMISIA、その前の白組のトリが福山雅治というのは、どうも違和感がある。
やはり、五木ひろし、石川さゆり辺りに締めてもらいたかった。


2021年はいったいどんな音楽シーンが待っているだろうか。
緊急事態宣言の歳発令も現実味を増してきて、より一層ステイホームが大切になってくる。
そんな家でのひとときを音楽で楽しませてもらいたい。
そう切に願う。