ペスト~緊急事態宣言~



菅義偉首相は週末9日(土)にも1都3県への緊急事態宣言の発令することを決めたという。
果たして、緊急事態宣言は効果があるのだろうか。

これから僕が述べることは、あくまで僕の想像・予想であり、なんら根拠は無いということをお断りしておく。
僕は都立高校教員という東京都の職員であるが、国民の知らない極秘の情報を入手出きる立場にはない。
だいたいもし仮にそういう立場にあったとしたら、ここにこうして書いている時点で懲戒処分ものである。
前にも書いたかが、僕ら職員が正式に知るよりもマスコミ報道の方が早いことすらある。


緊急事態宣言は、4月とは異なり飲食店に特化したものだという。
飲食店の営業を20時までにするというのだが、それだけで効果があるかどうか甚だ疑問である。
役所や企業がそれに合わせなければまったく意味はない。
例えば、僕の勤めている都立高校の場合、全日制は17時頃までが勤務時間だが、部活等で18時、19時過ぎまで残業することはざらにある。
それなのに飲食店が20時で閉まってしまうと、食事を採るのに不自由する先生が出てきてしまう。

それを避けるためにも、学校は最低でも17時までにするべきである。
部活も全面禁止とまではいかなくても、17時完全下校は徹底する必要がある。

だいたい、5人以上の会食を禁止するというのであれば、40人が一斉に食事をする給食を禁止すべきではないか。
高校の場合は弁当だが、昼休みにマスクを外して車座になっている光景をよく見かける。
学校内での食事から禁止することにしたい。
そのためには午前中で授業をお仕舞いにする必要がある。
6月からしばらくあった、クラスを半分に分けて午前と午後での分散登校する形というのが現実的ではないか。
もちろん、出来れば学校は一斉に臨時休業すべきだとは思うのだが、なかなかそれも難しそうだ。

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西村康稔経済再生担当相は、学校の臨時休業は考えていないとのことである。
これは、子供達はコロナに感染しにくいということが背景にある。
だが、本当にそうだろうか。
先日23区内の都立高校で生徒41名を含む45人が新型コロナに感染するクラスターが発覚した。
あくまで噂ではあるのだが、この学校は夏にもクラスターを起こしている。 
ということは、この学校は感染防止に関してはこの学校は他の学校よりも厳格であったろうと思われる。
それでも、クラスターは起きてしまうのである。
子供達は感染しにくいのかもしれないが、一度生徒内にコロナが侵入してしまうと、感染拡大を防ぐことはほぼ不可能である。


追伸:
昨晩出された教員委員会の通達によると、都立学校は「感染防止対策を徹底しながら学校運営を継続する」というのが基本方針だという。
1月中は全ての部活動は中止。
学年を超えて集まる学校行事や、修学旅行等の宿泊を伴う学校行事も中止となる。
教員に対しても、20時以降の不要不急の外出を避け、都県境をまたぐ移動は自粛、3連休中もステイホームするよう要請があった。
また、今後の感染状況に備えて、各学校にオンライン授業等の準備を進めろという。
正直、これだけでは不十分だろう。
だが学校が率先して模範を示すことで、他の都民が感染予報の意識を強く持ってくれればと思う。