償い~緊急事態宣言延長~

菅義偉首相は現在11都府県に出されている緊急事態宣言を、栃木県を除いて3月7日まで延長すると発表した。
2日、都内の感染者数が393人となり、12月28日の481人以来500人を下回ったので、
てっきり政府は宣言解除の意向なのかと思っていたが、そうではなかったようだ。

もっとも、劇的に状況が変わったわけではないため、学校の対応は従来通りということになるのだろうから、
学校行事も部活動も中止という状況が続く。
3月頭は学年末試験の時期であるため、実質的には三学期全部が現状のままということになる。


東京都のコロナ感染者数は1月7日の2,447人をピークに、このところ減少傾向にある。
1月28日の1,064人を最後に、ここ数日は千人を下回っている。
一見すると、コロナは収束に向かっているようにも思える。
しかし、実際のところはどうなのだろうか?

東京都新型コロナウイルス感染症対策サイトで、ここ数日の検査数を調べてみた。
以前からこのサイトは非常に見辛いと思っているのだが、
検査人数に関しても、PCR検査と抗体検査の陽性判明数と陰性判明数が別になっていて正直わかりにくい。
東京都は意図的に見辛くしているのではないかと勘繰ってしまう。


2月1日(月)   7,804人
1月31日(日)  3,477人
1月30日(土)  6,970人 
1月29日(金)  9,993人
1月28日(木)  9,877人
1月27日(水)11,077人
1月26日(火)11,458人
1月25日(月)10,396人 
1月24日(日)  3,391人
1月23日(土)  8,206人
1月22日(金)11,989人
1月21日(木)12,085人
1月20日(水)12,893人

1月27日までは平日は1万人を超える検査数だったのが、28日以降は下回っている。
明らかに検査数が減っていることがわかる。
検査数が経れば感染者数が減るのは当たり前である。

これについては僕も思い当たる節がある。
僕の勤務校でもすでに生徒の中から何人かのコロナ陽性者が出ている。
ところが保健所の方から、家庭外つまり学校では濃厚接触にならないのだと言われたのだ。
つまり、クラスメイトに陽性者が出ても問題ないというのである。
もちろん、保健所の検査が逼迫しているという事情もあるのだろう。
僕の勤務校では保健所の指示とは別に陽性者と仲の良かった生徒は自宅待機としたのであるが…。


例え検査数を減らして見せかけの感染者数を減らしてみても、
前回の緊急事態宣言下の感染者数を遥かに上回っている。
現在のところワクチンの接種も遅れており、まだまだコロナに関しては油断してはいけない。