ソウルフルワールド~アカデミー賞ノミネート~

アメリカ最大の映画の祭典・第93回アカデミー賞のノミネートも発表されている。
アカデミー賞は例年は2月に授賞式が行なわれているが、今年は新型コロナウィルスの影響もあって約2ヶ月遅れて実施される。
また、映画館が閉鎖されていたことを受け、今回に限りオンラインで公開された作品も審査の対象としている。
このオンライン作品の是非というのがこのところオスカーのたびに取り沙汰されているが、
今後も議論は続いていくことだろう。


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〈作品賞〉
「ファーザー」
「Judas and the Black Messiah」
「Mank/マンク」
「ミナリ」
「ノマドランド」
「プロミシング・ヤング・ウーマン」
「サウンド・オブ・メタル -聞こえるということ-」
「シカゴ7裁判」


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〈監督賞〉
トマス・ヴィンターベア 「アナザーラウンド」
デビッド・フィンチャー 「Mank/マンク」
リー・アイザック・チョン「ミナリ」
クロエ・ジャオ「ノマドランド」
エメラルド・フェネル「プロミシング・ヤング・ウーマン」


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〈主演男優賞〉 
リズ・アーメッド「サウンド・オブ・メタル -聞こえるということ-」
チャドウィック・ボーズマン 「マ・レイニーのブラックボトム」
アンソニー・ホプキンス「ファーザー」
ゲイリー・オールドマン 「Mank/マンク」
スティーブン・ユァン 「ミナリ」


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〈主演女優賞〉
ヴィオラ・デイヴィス「マ・レイニーのブラックボトム」
アンドラ・デイ「The United States vs. Billie Holiday」
ヴァネッサ・カービー「私というパズル」
フランシス・マクドーマンド「ノマドランド」
キャリー・マリガン「プロミシング・ヤング・ウーマン」


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〈助演男優賞〉
サシャ・バロン・コーエン「シカゴ7裁判」
ダニエル・カルーヤ「Judas and the Black Messiah」
レスリー・オドム・Jr「あの夜、マイアミで」
ポール・レイシー「サウンド・オブ・メタル -聞こえるということ-」
キース・スタンフィールド「Judas and the Black Messiah」


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〈助演女優賞〉
マリア・バカローヴァ「続・ボラット/栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画」
グレン・クローズ 「ヒルビリー・エレジー/郷愁の哀歌」
オリヴィア・コールマン「ファーザー」
アマンダ・サイフリッド「Mank/マンク」
ユン・ヨジョン「ミナリ」


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〈脚本賞〉
「Judas and the Black Messiah」
「ミナリ」
「プロミシング・ヤング・ウーマン」
「サウンド・オブ・メタル -聞こえるということー」
「シカゴ7裁判」


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〈脚色賞〉
「続・ボラット/栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画」
「ファーザー」
「ノマドランド」
「あの夜、マイアミで」
「ザ・ホワイトタイガー」

〈長編アニメ映画賞〉
「2分の1の魔法」
「フェイフェイと月の冒険」
「映画 ひつじのショーン/UFOフィーバー!」
「ソウルフル・ワールド」
「ウルフウォーカー」

〈国際長編映画賞〉
「アナザーラウンド」(デンマーク)
「少年の君」 (香港)
「Colectiv」(ルーマニア)
「皮膚を売った男」(チュニジア)
「Quo Vadis, Aida?」(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

〈長編ドキュメンタリー映画賞〉
「Colectiv」
「ハンディキャップ・キャンプ: 障がい者運動の夜明け」
「El agente topo」
「オクトパスの神秘: 海の賢者は語る」
「タイム」

〈短編ドキュメンタリー映画賞〉
「Colette」
「A Concerto Is a Conversation」
「Do Not Split」
「Hunger Ward」
「ラターシャに捧ぐ 〜記憶で綴る15年の生涯〜」

〈短編映画賞〉
「Feeling Through」
「The Letter Room」
「The Present」
「Two Distant Strangers」
「White Eye」

〈短編アニメ映画賞〉
「夢追いウサギ」
「Genius Loci」
「愛してるって言っておくね」
「Opera」
「Yes-People」

〈美術賞〉
「ファーザー」
「マ・レイニーのブラックボトム」
「Mank/マンク」
「この茫漠たる荒野で」
「TENET テネット」

〈撮影賞〉
「Judas and the Black Messiah」
「Mank/マンク」
「この茫漠たる荒野で」
「ノマドランド」
「シカゴ7裁判」

〈衣装デザイン賞〉
「Emma.」
「マ・レイニーのブラックボトム」
「Mank/マンク」
「ムーラン」
「Pinocchio」

〈メイクアップ&ヘアスタイリング賞〉
「Emma.」
「ヒルビリー・エレジー/郷愁の哀歌」
「マ・レイニーのブラックボトム」
「Mank/マンク」
「Pinocchio」

〈作曲賞〉
「ザ・ファイブ・ブラッズ」
「Mank/マンク」
「ミナリ」
「この茫漠たる荒野で」
「ソウルフル・ワールド」

〈歌曲賞〉
「Fight for You」(「Judas and the Black Messiah」)
「Hear My Voice」(「シカゴ7裁判」)
「Husavik」(「ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜」)
「Io sì (Seen)」(「これからの人生」)
「Speak Now」(「あの夜、マイアミで」)

〈音響賞〉
「グレイハウンド」
「Mank/マンク」
「この茫漠たる荒野で」
「ソウルフル・ワールド」
「サウンド・オブ・メタル-聞こえるということ-」

〈編集賞〉
「ファーザー」
「ノマドランド」
「プロミシング・ヤング・ウーマン」
「サウンド・オブ・メタル-聞こえるということ-」
「シカゴ7裁判」

〈視覚効果賞〉
「Love and Monsters」
「ミッドナイト・スカイ」
「ムーラン」
「ゴリラのアイヴァン」
「TENET テネット」


最多ノミネートは「Mank/マンク」の10部門。
次いで「ファーザー」、「Judas and the Black Messiah」、「ミナリ」、「ノマドランド」、「サウンド・オブ・メタル-聞こえるということ-」、「シカゴ7裁判」が6部門となっている。

日本作品は1部門もノミネートされなかった。
長編アニメ映画賞は2年連続でノミネートされず。
候補にあがるかどうか期待されていた「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」も残念ながら候補にならなかった。

しかし、昨年「パラサイト/半地下の家族」が作品賞など4部門を受賞した余波だろうか、
今年もアジア勢が健闘している。
韓国からアメリカに移住した一家を描いた「ミナリ」が作品賞など6部門にノミネートされたが、
監督賞のリー・アイザック・チョン、主演男優賞のスティーブン・ユァン、助演女優賞のユン・ヨジョンと3人もの韓国人がノミネートされている。
さらに監督賞には中国人のクロエ・ジャオ(「ノマド」)、主演男優賞にはパキスタン人のリズ・アーメッド(「サウンド・オブ・メタル」)とアジア人がノミネートされている。

また、クロエ・ジャオと、エメラルド・フェネル(「プロミシング・ヤング・ウーマン」)と史上初めて女性監督が2人監督賞の候補にあがったのも話題だ。
例年以上に、アカデミー賞が多様化している印象だ。


アカデミー賞の授賞式は4月26日。
どのような結果となるか、楽しみに待とう。




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