兄妹の絆~鬼滅の刃研究3「物語発端編」~

「鬼滅の刃」の時代は大正時代である。
主人公は13歳の少年・竈門炭治郎(声:花江夏樹)。
父親・炭十郎は既に亡く、母親の葵枝(声:桑島法子)と妹弟の禰󠄀豆子 (声:鬼頭明里)、竹雄(声:大地葉)、花子(声:小原好美)、茂(声:本渡楓)、六太(声 :古賀葵)との7人暮らし。
炭治郎は炭焼きをして一家を支えている。


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「鬼滅の刃」第1話「残酷」は雪が降る中、炭治郎が麓の村まで炭を売りに出かけていくところから始まる。
公式ファンブック「鬼殺隊見聞録」によると、炭治郎たちが暮していたのは東京は奥多摩の雲取山ということになっている。
雲取山は標高2017.13メートルで、都内最高峰である。


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麓の村というのは山梨県丹波山村の鴨沢ということになるのだろうか。
もし仮に竈門家が頂上近くにあったとすると、鴨沢まではおよそ11キロ。
通常の登山であれば登り4時間30分・下り3時間かかる。


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先日、この鴨沢まで足を運んだ。
漫画やアニメの中に描かれた集落に比べると家の数も少なくだいぶ寂れていた印象だった。
ひょっとしたら炭治郎はそこからさらに16キロ東の現在の奥多摩町のほうまで足を延ばしていたのかもしれない。


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いずれにせよ炭治郎は、麓の村で村人からいろいろと手伝いを頼まれたり、いざこざの仲介に入ったりと、なかなか慕われている様子である。
そのまじめで優しい性格によるのだろうか。
単行本22巻の「戦国コソコソ話」によると、炭治郎の先祖の炭吉は山で遭難した母子を助けたことがあった。
たいしたことはしていないと礼の金子を受け取らなかったが、その母子は大名の妻子であったため、大工が大勢やって来て家を綺麗に直してくれたという。
どうやら竈門家は代々人望があったようだ。


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そんなわけですっかり夕方になってしまった。
家路を急ぐ炭治郎を、麓に住む三郎じいさん(声:てらそままさき)が呼び止めた。 
「(遅くなると)鬼が出るぞ」。
炭治郎は、泊まっていくことにするが、結果的に三郎じいさんの予想は的中することになる。


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翌朝、家に帰った炭治郎が目にしたものは、血まみれになって惨殺された家族の姿であった。
後に家族を殺したのは鬼の始祖・鬼舞辻無惨であったことがわかる。
もし炭治郎が三郎じいさんの制止に従っていなければ、彼も他の家族同様に惨殺されていたはずである。
あるいは禰󠄀豆子同様鬼となっていた可能性が高い。
そうなると、後から駆けつけた冨岡義勇によって首を切られていたに違いない。


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炭治郎は家族の中で唯一まだ息のあった妹・禰󠄀豆子を背負い山を降りる。
その途中、突如禰󠄀豆子は豹変し、炭治郎に襲いかかった。
そこに駆け付けた鬼殺隊の柱・冨岡義勇(声:櫻井孝宏)によって、禰󠄀豆子が人喰い鬼と化したことを知らされる。
必死に妹を守ろうとする炭治郎と、そしてそんな炭治郎を食べようとせず庇おうとする禰󠄀豆子の様子を見て、
義勇は2人が「何か違うかもしれない」と感じる。


義勇は炭治郎に自分の師である「育手(そだて)」の鱗滝左近次(声:大塚芳忠)を紹介した。
「育手」とは、鬼狩り組織・鬼殺隊の隊士を育成する役割の人物である。
禰󠄀豆子を人間に戻す方法を見つけ出すため、そして鬼を倒すため、炭治郎は鬼殺隊員士となるべく鱗滝のもとで厳しい鍛錬を受けることとなる。


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修行を始めてから1年…鱗滝は炭治郎に大岩を斬るという試練を与えた。
大岩を斬ることが出来たなら、鬼殺隊の最終選別を受けることを認めようというのだった。
半年かけても炭治郎は岩を斬ることが出来ないでいたが、そんな彼の前に狐の面をつけた少年・錆兎(声:梶裕貴)と少女・真菰(声:加隈亜衣)が現れる。
2人の指導で炭治郎は修行を続ける。
そしてさらに半年後、炭治郎は錆兎と真剣を使った最後の訓練に望む。
炭治郎の刀が錆兎の面を斬った時、錆兎は忽然と姿を消し、
大岩は真っ二つに斬れていた…。


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そうして、炭治郎は藤襲山で行なわれる鬼殺隊の最終選別に挑むこととなった。



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