Everything I Wanted~グラミー賞授賞式~

3月14日(日本時間15日)、アメリカ最大の音楽の祭典・第63回グラミー賞の授賞式があった。
WOWOWで放送されたので、僕も大変興味深く観た。
今年は新型コロナウィルスの流行があったため、約1ヶ月半開催が延期された上に、初の無観客開催となった。
会場は屋外のテラスとなり、
パフォーマンスのステージだけが屋内の別会場となっている。


司会は南アフリカ出身のコメディアン、トレバー・ノア。
オープニングは最優秀ポップ・パフォーマンス(ソロ)賞ノミネートのハリー・スタイルズ「Watermelon Sugar 」。


HarryStailes.jfif


続いて昨年主要4部門制覇のビリー・アイリッシュ「Everything I Wanted」(写真下)、3人姉妹バンド・ハイムの「The Steps 」と続く…。


BillieEilish2.jpg


今年は例年に比べ余計な演出がほとんどなく、その分たっぷりと歌を聴かせてくれる。
例年だと、大きなステージということもあって、ミュージシャンが緊張している様子がわかることもあるのだが、
今年はまるでスタジオ収録のように、本来の実力を発揮してくれている印象だ。


最初の賞の発表は最優秀新人賞。
昨年3部門のリゾがプレゼンターとして登場。
ミーガン・ザ・スタリオンの名を読み上げた。


この後もブラック・ピューマズやデュア・リパ、テイラー・スウィフトらノミネートされているミュージシャンがパフォーマンスを披露。
個人的に印象に残ったのはブルーノ・マーズとアンダーソン・パークによるユニット、シルク・ソニック(写真下)。
レトロな雰囲気でデビュー曲「Leave the Door Open」を歌い上げた。


SilkSonic.jfif


今年はアメリカ各地と中継を繋ぎ、リモートで各賞の発表を行なった。
ナッシュビルから最優秀カントリー・アルバム賞が発表され、ミランダ・ランバートの「Wild Card」が受賞。
ロサンゼルスから最優秀ポップ・パフォーマンス(ソロ)賞。
こちらはハリー・スタイルズ「Watermelon Sugar」が受賞した。


2020年に亡くなったミュージシャンの追悼コーナーでは、
リトル・リチャードをシルク・ソニックが、
ケニー・ロジャースをライオネル・リッチーらが歌い上げる。


主要部門の1つ最優秀楽曲賞は、司会のノア自らが発表。
H.E.Rの「I Can't Breathe」が受賞。

ハーレムからの中継で最優秀ラップ賞が発表され、
ミーガン・ザ・スタリオンft.ビヨンセ「Savage」が受賞した。
これでビヨンセは27回目のグラミー受賞で、最多タイ記録となる。
ビヨンセはこの後もR&Bパフォーマンス賞も受賞し、最多受賞記録を更新した。

最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞をデュア・リパの「Future Nostalgia」が受賞。

最優秀アルバム賞がハリウッドからの中継で発表され、テイラー・スウィフト「Folklore」が受賞。
花柄のドレスなんとも言えない。

images (6).jpeg


ある意味、今回の授賞式の目玉でもあるBTSが大ヒット曲「Dynamite 」を披露。
新型コロナのため渡米出来ず、ソウルからの中継だったそうだ。
最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンスにノミネートされていたが残念ながら受賞は出来なかった。


リンゴ・スターが最優秀レコード賞のプレゼンターに登場。
果たして受賞するのはビヨンセか、デュア・リパか。
個人的にはポスト・マローンが良かったが…。
果たして受賞したのはビリー・アイリッシュ「Everything  I  Wanted 」だった。 
本人も予想外だったらしく、スピーチを用意していなかったらしい。

images (7).jpeg

昨年の主要4部門制覇から、2年連続の最優秀レコード賞受賞と、その勢いはまったく衰えていない。
ますます今後の活躍が楽しみである。


主要4部門の受賞は次の通りになった。

〈最優秀レコード賞〉
「Everything I Wanted」Billie Eilish

〈最優秀アルバム賞〉
「Folklore」Taylor Swift

〈最優秀楽曲賞〉
「I Can't Breathe」H.E.R.

〈最優秀新人賞〉
Megan Thee Stallion


4部門いずれも違うミュージシャンが受賞し、今年は賞がバラけた印象である。
それだけ、今年はいい曲が多かったからなのかもしれない。
今年2021年はどのような曲がヒットするのか、新しい音楽シーンに期待して待つ事にしたい。