究極超人あ~る

「究極超人あ~る」をご存知だろうか?
ゆうきまさみ原作で、1985年から87年にかけて「週刊少年サンデー」に連載されていた漫画である。
春風高校にアンドロイドであるR・田中一郎が転校してくる。
光画部(いわゆる写真部)に入部した彼の周りで次々と騒動が巻き起こるという、学園SFコメディだ。
当時の僕は小学校から中学校にかけての年齢であったが、熱中して読んだものだった。

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先日本屋に寄ったところ、その「究極超人あ~る」の最新10巻を見かけた。
帯には「31年ぶり、奇跡の最新刊」とあった。
昨年の8月に出ていたのだが、全然その事を知らなかった。
さっそく買い求めて読んだ。


新刊は、31年前の物語の続きとして描かれている。
時代は昭和から平成を飛び越えて令和となったが、物語の中ではまだ1987(昭和62)年のままでいる。
もっとも、絵柄はこの30年の間にだいぶ変わってしまっているようだが…。
気づけば物語に引き込まれ、僕自身もその頃の自分に戻っていた


31年ぶりだが、特に大きな事件が起きる訳ではない。
いつも通りの学園の日常が描かれるだけだ。
光画部OBの戸坂先輩が「コンビニまで行って『サ〇ウのごはん』とおかずを見つくろってくるのだ。」と言うと、Rから「〇トウのごはんは1988年から発売なのでまだ売ってませんよ。」とツッコミを入れられる。
時空を超えたギャグがあったりする。

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僕は知らなかっただけだが、「究極超人あ~る」は、連載終了後も2010年から不定期で新作が雑誌に掲載されていたらしい。
この10巻は、それらの作品を収録したもののようである。
「究極超人あ〜るEVOLUTIONの巻」では、「起動警察パトレイバー」や「鉄腕バーディ」といったゆうきまさみの他の漫画のキャラクターも共演しているのも嬉しいお遊びだ。

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最近、僕が子供の頃に流行ったものがリバイバルするということは多いが、
このように時を超え新刊を体験出来るというのはなかなか無いことかもしれない。
もちろん「究極超人あ~る」はこれで完結した訳では全然ないので、この先11巻、12巻と期待出来る。
出来たら次はまた30年後なんてことにだけはならないで欲しい(笑)



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