贈る言葉~教育実習~

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教員免許を取得するためには教育実習に参加しなくてはならない。
僕も大学4年生の時、母校で2週間教育実習を行なった(現在は高校は3週間)。
ところが今年2020年は、新型コロナウイルスの影響で、学校側が学生の受け入れが難しいとして、教育実習を実施できないケースが出てきているという。 
そのため文部科学省は、今年度に限り、大学での模擬授業などの実習や、各教科の指導方法や生徒指導などの講義で代替できるという特例措置を認めている。


僕の勤務校の場合、例年は5月下旬から教育実習を受けて入れていた。
ところが今年は5月が自宅学習期間であったため、教育実習も10月下旬に延期となったのである。

今年の教育実習、僕は実習生の指導教官となった。
実習生の指導教官になるのは、2017年、19年に続き3度目。
いつの間にか僕も偉くなったものだ(笑)

僕は今年は高校2年生の担任である。
授業も高2の現代文と古文を受け持っている。
僕につく実習生は強い教員志望であるというので、現代文と古文両方の授業を担当してもらうことにした。

最初の1週間は僕の授業を見てもらったりして、2週目からは授業を担当してもらった。
もちろんまだまだ未熟な部分はあるのだが、僕と違って説明の1つ1つが丁寧に進めてくれている。
改めて僕自身にとっても勉強になる。
僕のクラスのホームルームも担当してもらっているが、生徒とも打ち解けているようだ。
このまま来年教員になってもうまくやっていけるだろう。
ひょっとしたらどこかのタイミングで同僚となることもあるかもしれない。
今後の活躍が楽しみである。



風とライオン~ショーン・コネリー死去~

俳優のショーン・コネリーが亡くなった。
既に俳優を引退して久しかったが、2014年のスコットランド独立住民投票の際には独立賛成派として意見を述べるなど、精力的に活躍している様子がみられたこともあり、正直驚いている。
それよりも既に90歳だったということにも驚いた。

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ショーン・コネリーというと、なんといっても初代007ジェームズ・ボンド(1962~1971年英)。
彼の出世作であり、番外編の「ネバーセイ・ネバーアゲイン」を含めて7作でボンドを演じた。
僕が映画を観るようになった1980年代後半には、性格俳優として活躍しており、「アンタッチャブル」(1987年米)でアカデミー助演男優賞を受賞している。
「レッドオクトーバーを追え」(1990年米)や「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」(1989年米)などでも格好いい役老人役を演じていた。

2006年にアメリカ映画協会の生涯功労賞を受賞したのを機に俳優引退を表明。
2007年の「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」にインディの父ヘンリー役でオファーを受けるも固辞している。
映画の中では死んだという設定に変えられていた。

2010年の「007/スカイフォール」にもゲスト出演という話があったが、ジェームズ・ボンドが違う役で出演するのは不自然ということで立ち消えになったそうである。


「ロビン・フッド」(1991年米)のラストにリチャード王役でゲスト出演していたが、ワンシーンだけの出演にも関わらず大きなインパクトを与えているように、ショーン・コネリーは紛れもなく名優であった。
彼の残した多くの作品は今後も色褪せず残っていくであろう。



ラストゲーム~東京六大学野球~

東京六大学野球も2020年は新型コロナウィルスに振り回された1年だった。
4月開幕予定だった春のリーグ戦は8月に延期。
各カード1試合ずつの総当たり勝率制で行なわれた。
現在行なわれている秋のリーグ戦はも、各校2試合総当たりの10試合ポイント制となっている。
つまり勝ちは1ポイント、引き分けを0.5ポイントとして計算し、優勝を決定する。

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入場者にも制限が設けられ、第4週までは5,000人、それ以降は10,000人が上限だ。
応援部の演奏も春は認められなかったが、秋は一般客のいないスタンドで、リーダーやチアもマスク着用という形で認められている。
まだまだ完全復活とは言い難いが、少しずつ元に戻ろうとしている。


1慶応 6勝0敗2分 勝率1.000 ポイント7
2早稲田 5勝0敗3分 勝率1.000 ポイント6.5
3明治 4勝2敗2分 勝率.667 ポイント5
4法政 2勝4敗2分 勝率.333 ポイント3
5立教 1勝5敗2分 勝率.167 ポイント2
6東大 0勝7敗1分 勝率.000 ポイント0.5


現在、慶応と早稲田が無敗で優勝を争っている。
来週からの早慶戦で雌雄を決することになる。
慶応は早慶戦で1勝でもすれば優勝が決まる。
早稲田は慶応に連勝するか、1勝1引き分けで優勝となる。
慶応が圧倒的に有利な状態ではあるが、何が起こるかがわからないのが伝統の早慶戦。
劣勢の方が勝つということが多く、何度も慶応に優勝を阻止される場面を見てきた。
まあ、そういう意味では早稲田が有利といえるのかもしれない。




オクトパシー~あだ名~

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こんな記事が話題になっている。



2018年の記事のようなのだが、近年小学校では友達をあだ名で呼ぶことが禁じられ、「さん」付けで呼ぶ学校が増えているのだという。
あだ名で呼ぶことがいじめにつながるというのがその理由であるようだ。
なるほど、身体的特徴から名付けられたあだ名で呼ばれることで精神的苦痛を受けることは確かにあるだろう。
だが、あだ名を禁止したことでいじめが減るかといえば、そんなことは無いだろうと思う。
発想があまりに短絡的すぎる。

ちなみに僕のハンドルネーム「たこる」というのは小学校時代のあだ名である。
この名前を使ってからかわれたことはあるが、原因は別に理由があって決してあだ名のせいではなかった。
むしろ何十年経っても当時の懐かしい想い出と共に存在している。

あだ名を禁止したところで結局は違うことでいじめは起きるに違いない。


だからといって子供がお互いに「~さん」と呼び合うのもどうかと思う。
おそらく「~君」や「~ちゃん」も男女差別につながるという主張があるのだろう。
もちろん新入生に向かって「~さん」をつけて呼びなさい、と指導するまでは良いと思う。
だが、それを強制する必要はあるのだろうか。
仲良くなったのならあとは好きなように呼べば良い。
あだ名を禁止するのではなく、あだ名をいじめに使うことを禁止すべきではないか。



ディープ・インパクト~津波警報~

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10月27日13時頃だった。
突如学校中に「津波警報」発令を伝える放送が流れた。
ちょうど休み時間で、僕は職員室にいたのだが、その場は騒然となった。

まさか、津波?

というのも僕の勤務校は多摩地区で、かなり内陸部にある。
もし仮にここまで届くような津波があるとしたら、映画「ディープ・インパクト」並の大津波で、当然都心は壊滅だろう。

すぐに携帯電話でニュースを確認したが、地震などがあったとの話は出ていない。
しばらくして校長先生から、「津波警報が出たとの放送がありましたが、そのような情報は確認されませんでした。」という放送が入った。
どうやら、誤報であったようだ。

Twitterを見てみたところ、この放送が流れたのは都立高校だけのようだった。
後に聞いた話では、都立高校に設置されている緊急地震速報を受信するシステムのサーバーの設定が誤っていたことが原因なのではないかという。


僕の勤務校は休み時間だったが、学校によっては授業中だったところもあったようだ。
もし授業中にこんな放送が流れていたら、授業は中断、最悪の場合打ち切りになっていたかもしれない。
ましてや島嶼部や海の近くの学校では軽くパニックになったのではないか。
何事もなかったのは幸いであった。


そういえば三宅島にいた頃、火山の噴火警戒レベルが挙がったことを知らせる放送が学校内で流れたことがあった。
結局、九州の火山のことであったのだが、その事をブログに書いたところ、それを見た島民が村役場に問い合わせたというのである。
僕はてっきり全島で放送されたと思っていたのだが、流れたのは学校内だけだったらしい。
このことがきっかけでこのブログが当時の管理職にバレてしまい、しばらくこのブログを休止せざるを得なくなってしまったのである。
今回の津波警報でも、Twitterに囲んだ人が都立高校の関係者であることがバレてしまうというトラブルがあったらしい。
例え誤報であっても落ち着いて行動する必要があるということだ。



スローカーブをもう一球~ドラフト会議~

このところ全然野球を観に行けていない。
特に今年は新型コロナウィルスの影響もあって、春も夏も甲子園が中止となっている。
東京六大学野球も春のリーグ戦は8月に延期になった上に1試合総当たり。
秋も各カードを2試合までしか行なわないという変則的な日程となっている。
おまけに球場には入場制限がかかっていたりと、なかなか普段通りとはいかないようだ。
早く元通りに戻って欲しい。

それでも今年もドラフト会議の時期がやって来た。
母校・早稲田大学からは、エース早川隆久投手(木更津総合)と今西拓弥投手(広陵)の2人がプロ志望届けを出している。
特に早川投手は今ドラフトの目玉候補の1人として注目されており、行き先がどこになるかが注目される。


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その早川投手(写真上)、ヤクルト、楽天、西武、ロッテの4球団が競合。
抽選の結果、楽天に決まった。
4球団競合は、阪神に決まった近畿大の佐藤輝明内野手と共に今回最多だった。
楽天というとシンボルカラーがクリムゾン・レッドようは臙脂(えんじ)色。
そして、臙脂は早稲田のスクールカラーでもある。
楽天には既に福井優也投手(済美)、茂木栄五郎内野手(桐蔭学園)といった早稲田OBもいる。
共に頑張って欲しい。


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その一方、今西投手(写真上)は指名されなかった。
もし指名されていれば、身長200㎝というのは、日本人最長身タイ記録となるところだった。
200㎝の日本人選手というのは過去には後にジャイアント馬場となる馬場正平投手(巨人)がいるだけ。
もっとも今回巨人5位指名の秋広優人内野手(二松学舎大付)、同育成8位の阿部剣友投手(札幌大谷)がいずれも身長200㎝だったのではあるが…。
今西は社会人野球に進むのだろうか?
数年後に再びプロから指名されるよう活躍を願っている。


東京六大学野球は、残りは早慶戦だけ。
現在早稲田は慶応と共に優勝を争っている。
慶応は早慶戦で1勝でも挙げれば優勝。
早稲田は慶応に連勝もしくは1勝1引き分けで優勝というのが条件だ。
早川、今西の活躍で2015年秋以来の優勝奪還を成し遂げて欲しい。



夢一夜~学校行事~

新型コロナは学校行事にも大きな影響を与えている。

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年内の学校行事が原則中止か延期と決まっている。
僕の勤務校でも体育祭や球技大会、年明けに実施予定の合唱祭の中止が決まった。
また、年内に行なわれるはずだった2年生の修学旅行も年明けに延期となっている。
文化祭は一応実施される予定だが、外部からの観客は招待せず、クラスごとに録画した映像を上映するという“リモート文化祭”の形となる。



2年生の担任としても、僕個人としても学校行事が無くなることは残念で仕方がない。
外部のイベントとは違い、学校行事というものは来年実施されるから今年は中止で良いというわけにはいかない。
生徒にとってはたった3年間しかないない中の貴重な行事なのである。
だから例え3学期の授業が足りなくなったとしても、中止になった学校行事はなんらかの形で開催してもらいたいとも思う。

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その一方で、学校行事が無くなったことで、教員側の負担がかなり減ったのも事実である。
学校行事があると授業が無くなることはもちろん、その前後は生徒の気持ちも浮き足だってしまう。
コロナ禍をせっかくの機会ととらえ、実施の是非を改めて検討するというのも1つの考え方ではないだろうか。



季節の中で~二学期中間試験~

たまには学校の話でも。
今年度は新型コロナウィルスの影響で5月まで自宅学習期間があった。
そのため夏休みは大幅に減らされ、8月8日から23日の2週間だけであった。
そして2学期が、例年以上の長丁場となっている。


先日、2学期の中間試験が実施された。
僕の勤務高校の場合、定期試験は通常は4日間で実施されている。
それが今年は授業時間の確保ということもあり3日間に減らされてしまった。
そうなると、1日に実施される試験科目数も普段より増えてしまう。
生徒にとっては勉強が大変である。

いやそれだけではない。
僕ら教師にとっても試験期間が短くなると、いろいろと慌ただしくなる。
僕は今年、2年生の現代文と古典を担当しているが、中間試験では2日目と3日目に試験が実施された。
それぞれ3クラスを担当しているので、答案は計240枚にもなる。
試験期間が短いため、採点の時間が正直足りなかった。
普段であれば試験後最初の授業で答案を返却するのだが、今回それが間に合わないクラスが出てしまった。
どうやら、それは僕だけではなかったようで、
同僚の先生や他の都立高校の先生も同様の事を言っていた。


今年度は残りの定期試験も同様に3日間で行なわれるため、試験のたびに僕ら教師は大変になりそうである。
さらに冬休みも12月26日から1月3日に短縮されたため、
1月4日から3学期が始まることになる。

その一方で、政府は冬休みを成人の日の1月11日まで延長するよう提言するというのである。


これでは学校と整合性が取れなくなってしまうが、果たしてどうなるのだろうか。

2020年度は新型コロナウィルスに最後まで振り回される1年となりそうだ。


サイン~ナスカの地上絵~

僕は旅行好きである。 
また、ミステリーも大好きだ。
なので、ペルーのナスカには一度行ってみたいと思っている。

ペルーといえば、地上絵が有名である。
地上数キロに渡って幾何学模様や動植物の絵が描かれている。
誰が、いつ、どのような方法で、何のために描いたのかが分からないため、様々な憶測を呼んでいる。
一説には、UFOのための滑走路だとも言われているのだが…。

そのナスカの地上絵の未発見だったものが発見されたというニュースが入ってきた。
これだけ航空機が飛び交う現代に、今さら新しい地上絵が発見されることがあるなんて…
正直驚いたし、軽く興奮した。

ところがらその発見された絵というのが…

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これは猫だろうか?
これなら僕が小学生の頃に描いた絵の方が確実に上手い。

あまりの下手さに、フェイクではないかとさえ疑ってしまった。
出所はペルーの文化省だというから、きっとガチなのだろう。
ただ、侵食されてほとんど消えかかっていたものを修復したともある。
まさか、修復の際に失敗して誤魔化した結果ではないのか?
2013年にスペインの教会のキリストのフレスコ画を修復した際に、元の絵とは似ても似つかぬ姿になってしまったということがあった。

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この地上絵も実はそうだったんじゃないかと思わせてくれる。

ドローンの精度があがって、今後も新しい絵が発見される可能性はあるという。
いずれにせよ、いつかペルーを訪れて本物を見てみたい。


夏疾風~高校野球秋季都大会~

春の選抜につながる高校野球秋季都大会。
我が母校・早稲田実業学校は修徳と対戦。
9-2の7回コールドで早実が快勝し、2回戦にコマを進めた。

エースの田和が完投。
4番ファーストで出場した清宮福太郎主将もタイムリーを放っている。
まだまだ先は長いが、これは期待していいのではないだろうか。

次は、駒場学園を11-0の5回コールドで下した郁文館が相手である。
ただ、郁文館は2011年秋のブロック予選で夏に全国制覇したばかりの日大三を倒したように、時折不気味な存在感を見せる。
しかも、元日ハムの田中幸雄投手が監督を務めており、決して侮れない相手である。
チーム一丸となって勝ち抜いて欲しいと思う。


僕は都立高校の教員なので、母校以外では都立高校の結果が気になる。
今回も小山台、日野といった強豪校が勝ち進んでいる。
個人的に注目したのが、東大和高校。
強豪・日大鶴ケ丘相手に8回まで0-0と接戦を演じ、最後はサヨナラ負けを喫したものの大健闘を見せた。
東大和は1978年と85年の西東京大会で準優勝した元祖「都立の星」。
古豪復活ということで、夏に期待出来るのではないだろうか。


新型コロナの影響もあり、なかなか球場に行って観ようという気にはならないが、それでもいろいろと楽しみがいっぱいである。
早く球場で応援をしたいものだ。