デューク~センター試験国語問題~

センター試験の国語の問題は、現役の高校国語教師から見ても良く出来ている。
何しろ成績上位者から下位者まで幅広く受験して、平均点が約6割という、難しすぎず簡単すぎずという結果に収まるのだから。


古典の問題が、毎回かなりのマイナー作品からの出題となっているのは、公平さを守るという観点からだろう。

ここ10年ほどのセンター古典の出典は次の通り。

2011年「保元物語」(鎌倉時代)
2012年「東葛がはら」(江戸時代)
2013年「松陰中納言物語」(鎌倉時代)
2014年「源氏物語(夕霧)」(平安時代)
2015年「夢の通ひ路物語」(室町時代)
2016年「今昔物語集」(平安時代)
2017年「木草物語」(江戸時代)
2018年「石上私淑言」(江戸時代)
2019年「玉水物語」(室町時代)
2020年「小夜衣」(鎌倉時代)

2014年に超メジャーな「源氏物語」の「夕霧」が出題されて話題になったが、問題の方はかなり難しかった。
他にも「保元物語」や「今昔物語集」といった便覧に載っているような作品が選ばれる事もあるが、大半の作品は名前を聞いた事もないような作品ばかりである。
東京都の教員採用試験の古典の問題が常に有名な作品から出題されるのとは対称的である。

この中では、昨年2019年の「玉水物語」が話題となった。
姫君の姿を見て恋した狐が、少女に化けて侍女として姫君にお仕えするようになるという粗筋。
まるで「TS百合」というジャンルのラノベみたいな設定なのである。


サブカル的なテーマとしては、2016年第1問評論があった。
土井隆義「キャラする/される子どもたち」からの出題で、リカちゃん人形が取り上げられ、「やおい」やメイド・カフェ、二次創作(注釈)といった言葉も登場する。

この年は古典の「今昔物語集」が、鬼に唾を吐きかけられて姿が見えなくなった男が主人公の「インビジブル・マン」みたいなSF。
漢文も、夢に死んだ母を見て絵に描いたマザコン男が主人公となかなかユニークな題材揃い。
そう考えると現代文小説の佐多稲子「三等車」も3才の男の子が「父ちゃん来い、父ちゃん来い」と歌うファザコンのお話だともいえなくない。


2001年国語Ⅰの現代文に江國香織の「デューク」の全文が出題されたことがある。
死んだ愛犬が人間の姿で帰ってくるという泣ける内容なのだが、試験中にあちらこちらからすすり泣きく声が聞こえてきたそうだ。
確かにこれを試験に出されてしまってはつらい。

余談だが、今年2020年の英語の第5問の文章が、「デューク」へのオマージュともいえる内容だった。
行方不明となった老犬が老人の姿で帰ってくるという話。


ところで、近年のセンター試験の現代文の問題は、奇をてらった文章を出そうとしているとしか思えない。

例えば2006年の第2問現代文。
松村栄子の「僕はかぐや姫」からの出題だったが、冒頭の説明にこうある。

「千田裕生と辻倉尚子は女子高校の同級生である。彼女たちは二人とも文芸部員で、自分のことを『僕』と呼んでいた。」

自分のことを「僕」と呼ぶ少女を「僕っ子(僕っ娘)」と言うが、これはラノベに良くある設定である。


2011年第2問現代文は、加藤幸子「海辺ぐらし」。
ごみ処理場の建設予定地に住むお治婆さんを市の職員・梶が訪ねてくる。
土地を引き払ってもらいたいと話す梶に対し、お治婆さんはいきなり、
「ゴ・メ・ン・ナ・サ・イ・ネ!」「ゼンゼン聞コエナクナリマシタ」「トキドキ耳ガ、遠イトコロニ行ッテシマウノデス。(後略)」などと、まるでインチキ外国人みたいな言葉で返すのである。


2013年第2問現代文は牧野信一「地球儀」。
こちらにも「シイゼエボオイ・エンドゼガアル」「スピンアトップ・スピンアトップ・スピンスピンスピン」「フエーヤー? フエーヤー……チョッ!」といった呪文のようなセリフが登場する。

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2014年第2問現代文は岡本かの子「快走」。
「オン・ユアー・マーク、ゲットセッ」という「競争のスタートの際のかけ声」が登場。
極めつけは最後の会話
「おほほほほほほほほほほ」
「あはははははははははは」

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2017年現代文は野上弥生子「秋の一日」。
女の裸体像を見ると子供が「おっぱい、おっぱい」と叫ぶ。


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今こうして読み直してもまったくおかしくはないのだが、受験生が真剣に問題に取り組んでいるときにこうした表現を見つけてしまうと、しばらく後を引いてしまうのではないだろうか。

実はセンター試験は英語の問題にもいろいろと話題があるのだが、僕の専門ではないので紹介は割愛したい。
ただ、昨年2019年のリスニング第1問で謎のキャラクターのイラストが登場したのは呆気に取られた。

ネット上では「リスニング四天王」として人気を博している。

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来年から実施される共通テストにもこうしたユニークな問題傾向は引き継がれるのだろうか?
共通テストに関してはまだ明らかになっていはい部分も多く、それはそれで問題があるのだが、
今は楽しみに待つことにしようと思う。



受験生ブルース~センター試験~

1月18日(土)・19日(日)、大学入試センター試験が実施された。
来年2020年度から「大学入試共通テスト」に切り替わることが決まっているため、センター試験は今年が最後になる。


僕は一応現役の高校の国語教師なので、毎年センター試験の問題には関心を持っている。
だから毎年、国語の問題は自分でも解くようにしている。


センター試験は国語の場合、年によって難易度が違う。
だいたい2年おきに難しい問題と簡単な問題を繰り返している印象だ。

ここ10年の平均点の推移を見ると…
(国語は200点満点)

2010年107.62点
2011年111.28点
2012年117.94点
2013年101.04点
2014年 98.67点
2015年119.22点
2016年129.39点
2017年106.96点
2018年104.68点
2019年121.55点

なるほど確かに2年おきに平均110点を上回るのと下回るのを繰り返している。
2018年の問題はかなり難しかった一方、昨年2019年は比較的簡単だった。


今年2020年は順番でいえば、簡単になるはずの年なのだが果たしてどうか。

大手予備校の分析では大半が「昨年並み」の難易度としている。
河合塾のみが「やや易化」と分析していた。
予想平均点も120~122点だというから、
昨年とほぼ同じ得点。
僕自身が解いた感触としても、例年に比べて簡単だった気がする。


今年は第4問漢文に面白い問題があった。
漢文は漢詩からの出題で、文中の住居の設備と周辺の景物の配置を選ぶ問題があったのだが、
何と4枚の絵の中から選ぶというもの。

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僕は大学には推薦で入学している。
そのため、これまでに一度も実際にセンター試験を受験したことがない。
もちろん国語の授業や補習で、生徒にセンター試験の対策を行なうことはあるのだが、
実際に受けていないので今一つピンと来ない。
一度自分でも受けてみようと思い続けているうちに、センター試験が終わってしまった。
どうせなら来年始まる共通テストの方を受けてみようかしら。





I LOVE...~ピクルスルーム~

今回の大阪旅行の最大の目的は天王寺のホテルバリタワーであった。
ここのホテルでは、時々カエルのピクルスとコラボした「ピクルス・ルーム」というのを企画している。

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ホテルバリタワーはバリ島のイメージのホテルなのだが、バリ島ではカエルが神様として崇められていることから、カエルのピクルスとコラボしているらしい。
そのピクルスルームの入口はこんな具合。


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部屋に入ると…
玄関でお出迎え。

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部屋の中ももちろん。

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カーテンにもぶらさがっている。

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マサージチェアの上にも。

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ベッドの上も。

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クローゼットの中にまで。

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いったい何人いるのだろう?

ベッドの上に全員集合!
もちろん、我が家のピクルスたちも一緒だ。

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サービスでハニートーストがついてくるが、それももちろんピクルス。

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翌朝の朝食もピクルスだった。

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ピクルスルームのプランには限定ビーンドールが付いてくる。
さっそく、「けちゃこちょ」「ちゃなこちょ」と名付けられ、我が家の一員となった。

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ピクルスファンの間ではピクルス好きを“ピクラー”というらしい。
このピクルスルーム、ピクラーであるうちの奥さんは大興奮だった。
僕も十分に楽しめた。
いつの間にか僕自身もピクラーの端くれになってしまったようだ。

今回のピクルスルームは1月で終わりだが、毎年数回実施されている。
次のコラボの時にはぜひ一度泊まってみてはいかがだろうか?


ところで、TBSのドラマ「恋はつづくよどこまでも」にもこのピクルスが出演している。
第1話を見たところ、ナースステーションの場面にドクターとナースの衣装を着たピクルスが2人座っていた。
これからますますカエルのピクルスは人気になってくるのだろうか。




王将~大阪~

大阪2日目は、昼の新世界へ出た。

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大阪のシンボル通天閣に登ることにした。
通天閣に登るのは2014年に20タワースタンプラリーをしていた時以来である。

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84メートルの展望台へ。
あべのハルカスは300メートルの高さで、108メートルの通天閣の3倍近く高い。

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遠くに大阪城が見える。

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これは昨日行った太陽の塔では!?

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通天閣の上にはビリケンさんがいらっしゃる。

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通天閣にはキン肉マンもいらっしゃった。
2012年に新世界100周年のイベントがあった時のものらしいが、確かにその時に見ている。

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通天閣の麓にある王将碑は、棋士の阪田三吉を記念したもの。
映画「王将」のモデルとなった人物で、村田英雄の歌う主題歌も有名。
♪吹けば飛ぶような 将棋の駒に かけた命を笑わば笑え…

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「残念石」は、大阪城の石垣に使われるために切り出されたものの、何らかの事情で使われず放置されたもの。
小豆島で切り出されたそうだ。

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さて、昼食だがどこに行こう。
昨日すでに串カツは食べていたので、違うところにしたい。
携帯で調べると、洒落たフレンチがあるという。

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しかし…この先に本当にあるのか?

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半信半疑のまま、路地に入っていく。

すると…
なんと、これは!?

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別世界のようなお店が。
「ビストロ・ヴェー」というお店だ。

メインにオードブル、パン、デザート、飲み物がついて1,650円というから値段もリーズナブル。

オードブルにはベーコン、ハムなどの盛り合わせが出たが、実家が肉屋というのが売りだけあって絶品。
とりわけ、ベーコンが美味である。

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メインにはバスケーズを頼んだが、こちらにもハムが入っていた。

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デザートはブリュレ。

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それにしても、新世界にこのような店があるとは驚きである。
ぜひとも行きつけにしたい気分である。



夕方、大阪を発って東京に戻ってきた。

1泊2日の充実した関西旅行となった。


世界の国からこんにちは~大阪~

2020年最初の旅行は大阪だった。

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新幹線で西へ。
さっそく電車内で酒盛り。

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昼過ぎに大阪へ到着した。

昼食には大阪名物のたこ焼き。

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そして、お好み焼き。

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今回の最初の目的地は万博記念公園。
2012年以来だが、夫婦で行くのは初めてになる。

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さっそく、太陽の塔を拝む。


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裏から見た姿はこちら。

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大阪万博に関する展示のある「Expo'70パビリオン」を見学した。

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前回は民俗資料館を見学したのだが、今回は遅めの到着だったので省略。
代わりに駅前のららぽーとへ。
ガンダムとシャア専用ザクがいらっしゃる。

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ガンダムカフェもある。
もろ世代なので軽く興奮した。

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ジャブローアイスコーヒーと赤い彗星ソーダ。

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そして、“ブライト”ポテトを注文した。

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夜は新世界へ出た。
もっともディープな大阪。

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串カツを堪能した。

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黒ネコのタンゴ~早稲田シャノアール閉店~

早稲田にある喫茶店「シャノアール」が1月13日で閉店するという噂を聞いた。
これは、最後にもう一度行かなくてはならないと思い、久しぶりに早稲田へ足を運んだ。

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店の入り口には貼り紙がしてある。
噂は本当だった。

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開店してから31年というから、創業は1989年ということになる。
ちょうど僕が中学3年生の頃だ。

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初めて来たのはいつだか覚えていないが、おそらく高校生の頃だったろう。
頻繁に来るようになったのは、大学生になってから。
大学は夜間部で21時に終わるのだが、それからでも開いているので、友人たちと遅くまでここで語り合った事を覚えている。

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また、大学2年生からは、早稲田大学かるた会に所属していたが、練習のあとはここでアフターをするのがお決まりだった。

大学卒業後も、中学以来の友人と「ゴールデンコース」と称して、「メーヤウ」で激辛カレーを食べた後ここで激甘のビッグパフェを食べるというのが楽しみだった。
「メーヤウ」もすでに無く、今また「シャノアール」も姿を消そうとしている。


思い出深いメニューは、やっぱりビッグパフェ。
あまりの大きさに毎回苦労しながら食べたものだ。
数年前に無くなってしまったので残念だった。


お別れのメニューとしては、まずはブレンドコーヒー。

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そして、チョコバナナパフェ。
さすがにビッグパフェ程ではないが、十分に食べ応えがある。

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想い出の店でしばしの時を過ごした。

「シャノアール」はチェーン店なので三軒茶屋や八王子にはまだ店舗はある。
系列の「ベローチェ」も高田馬場にある。
しかし、早稲田店のように思い出深い店はもう二度と現れないのではないだろうか。


Big Shot!!~春高バレー~

全日本高等学校バレーボール大会(春高バレー)に母校・早稲田実業学校の男子バレーボール部が出場している。
春高バレーに早実が出場するのは2年連続8回目とのこと。
昨年に引き続き、応援に出かけた。

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会場は昨年と同じ武蔵野の森総合スポーツプラザ。

早実の初戦の相手は大分県代表の初出場・大分南高校。
昨年は接戦の末に初戦敗退だったので、今年はなんとかして勝つところを見てみたい。

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試合開始。
早実は登録メンバーがわずか10人と、相変わらず部員が少ない。
この少人数でよくもまあ毎年勝ち上がるよと、勤務校のバレーボール部顧問が感心していた。

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昨年は序盤から相手に大差をつけられ、その後追い付くもののそこで力尽きるという展開で破れていたが…。
今年は序盤から接戦に持ち込む事が出来ている。

だが、じりじりと相手に差を広げられ、最後は21―25で第1セットを落としてしまった。

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続く第2セットは、接戦ながら早実がややリードする展開。

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25―22で競り勝ち、勝負は最終セットに持ち込まれた。

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最終セットも接戦のまま終盤まできた。

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早実20―21大分南
しかしここから大分南が4連続得点を決め、早実は20―25で敗戦。

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早実は1対2で、昨年に続き悔しい初戦敗退に終わった。
2019年度は早実のスポーツの試合は春の高校野球で佼成学園に勝った試合を観て以来、勝つところを観れていない。
夏の高校野球には行けず、秋は不祥事で不参加だった。
12月に観に行ったラグビーは惨敗に終わっている。
2020年こそはもっと早実の勝つ場面を観られることを願っている。



初春~2020年開始~

2020年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

2020年は、令和2年。
今は使われていないが、皇紀2680年。

ついでに韓国の檀暦4353年。
北朝鮮の主体暦109年。
タイ暦2563年。
ネパールのビクラム暦2076年(4月13日が2077年新年)。
イスラム暦1441年(8月20日が新年)。

なんにせよ、今年もよろしくお願い致します。


今年の初詣は昨年に続いて高幡不動尊金剛寺だった。

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日が替わり2020年になった直後に訪ねたのだが、この時間はさすがに人も少なかった。

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日が出てから、今度は府中の大國魂神社へ。

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境内から続く列は銀杏並木のあたりまで続いていた。
おかげで、参拝までは1時間半ほどかかってしまった。

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今年、2020年は夏に東京オリンピックが控えている。
その東京都のトップを選ぶ東京都知事選挙もある。
トップと言えば、11月にはアメリカ大統領
選挙もある。
解散総選挙もあるとのもっぱらの噂。

僕個人としても、プライベートも仕事も今まで以上に充実させたいと思っている。



あれから~2019年音楽~

毎年年末になると、その1年を振り返る内容のテレビ番組が増えてくる。
その1年間の音楽シーンを振り返る機会も多い。


12月30日に「第61回日本レコード大賞」が発表された。
大賞にノミネートされたのは次の10曲。

Little Glee Monster「ECHO」
三浦大知「片隅」
欅坂46「黒い羊」
AKB48「サステナブル」
純烈「純烈のハッピーバースデー」
乃木坂46「Sing Out!」
氷川きよし「大丈夫」
日向坂46「ドレミソラシド」
DA PUMP「P.A.R.T.Y.~ユニバース・フェスティバル~」
Foorin 「パプリカ」


誰もが経験することなのかもしれないが、僕も年々音楽に疎くなってきている。
10曲の中には知っている曲は何曲もあるのだが、自分でも口ずさめる馴染みのある曲がほとんどない。
去年は唯一自分が分かる曲でもあったDA PUMPの「U.S.A.」が受賞するかなと予想していたが受賞を逃している。
一説にカバー曲であるため、大賞受賞資格が無かったとの話もある。
授賞式での演奏中にリーダーのISSAが西城秀樹の「Y.M.C.A.」のポーズをして見せたのは、「Y.M.C.A.」が同様の理由でレコード大賞を取れなかったことを踏まえた上での抗議の意味だったのではないか。

大賞は乃木坂46が一昨年「インフルエンサー」昨年「シンクロニシティ」で連覇をしており、浜崎あゆみ、EXILEに続く史上3組目の3連覇なるかが注目であった。
個人的には流行語大賞にもノミネートされたFoorinの「パプリカ」が取るのが良いかと思っていた。

果たして受賞したのは「パプリカ」。
これは誰もが納得する結果ではないだろうか。
平均年齢11.2歳。最年少のちせは9歳。最年長のひゅうがも13歳。
史上最年少でのレコード大賞受賞である。
従来の記録は「フライングゲット」(2011年)時のAKB48松井珠理奈と、「真夏のSounds good !」(2012年)時のAKB48岩田華怜の14歳であったというから、全員がそれを下回っている。
大賞の発表の瞬間は21時を過ぎていたため、労働基準法によってメンバー全員が歌い終わった後に帰宅していたというのも微笑ましい。


翌12月31日の「第70回紅白歌合戦」。
かつては視聴率80%を超えていた国民的番組も、今や40%を下回るようになってしまったが、それでも大晦日の風物詩として毎年つい見てしまう。
ヒット曲を出した歌手が出場を辞退したり、ベテラン歌手がこのところ紅白からの引退や落選で少なくなったりしているのだが、それでも様々なジャンルが一堂に会しての年に一度のお祭りとして楽しむことができる。

オープニングがレコ大受賞のFoorinの「パプリカ」。
続いて郷ひろみが「2億4千万の瞳」を熱唱したが、そこにアスリートのそっくりさんが共演していた。

今回の紅白は2019年のラグビーワールドカップ、2020年東京オリンピックにちなんで、“スポーツ”と結び付いたものとなっていた。
審査員にはプロボクサー井上尚弥、プロゴルファー渋野日向子、競泳の瀬戸大也、陸上パラリンピック代表・中西麻耶がいたが、
それ以外にもラグビー日本代表の面々や競泳の北島康介らがゲスト出演していた。

2004年アテネオリンピックのゆず「栄光の架け橋」、2012年ロンドンオリンピックのいきものがかり「風が吹いている」といったオリンピック番組のテーマソングも歌われた。
個人的には大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」とリンクした演出があって欲しかったのだが、視聴率が史上最低記録だったせいか残念ながらそれは無かった。

今回の紅白は紅組が勝つのかな、と思っていた。
というのも、初出場の竹内まりやが「いのちの歌」を歌い上げ、松任谷由実がラグビーにちなんだ名曲「ノーサイド」を披露。
賛否両論あったが、美空ひばりがAIとして蘇り、新曲「あれから」を歌ったからである。

一方白組の方の目玉は、X JAPANのYOSHIKIとKISSのコラボ“YOSHKISS”や、歌手としては初出場のビートたけし「浅草キッド」だったので、少々弱い印象だった。

ところが勝ったのは白組。
審査員の投票は僕と同じく紅組勝利だったが、会場内の客とテレビ視聴者の投票は白組勝利だった。
これまでの紅白では、引退表明した歌手や解散するグループがいると、そのチームが優勝するという傾向があった。
1984年の都はるみ、85年の森昌子、92年のチェッカーズなど。
今年、嵐が2020年での活動休止を発表したが、その事も影響したのかもしれない。
嵐の場合、まだ来年の紅白出場の可能性があるが、ラストステージとなる来年も白組が勝つ可能性が濃厚である。

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最後にAI美空ひばりについて。
正直、微妙かなと思った。
没後30年を経て新曲を聞くことが出来るというのは、確かに凄いことである。
嬉しく感じたファンも多いことだろう。
僕自身としては、個人的には倫理上このような事はしていけないのではないかと考えている。
「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」を観た時にも感じたのだが、すでに故人となっている人物を本人の意思とは無関係に出演させて良いものだろうか。
ましてや、美空ひばりの場合、永年NHKとの間に確執があって紅白歌合戦にも出場していなかったのである。
本人は天国でこれを見てどう思っているかを聞いてみたい。



レクイエム~コミックマーケット97~

年末の風物詩コミックマーケット97に参加してきた。
昨年は母校・早稲田実業学校の応援で花園に行ってきたこともあって、冬コミの参加を見送ったが、今年はちゃんと参加することが出来た。

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会場に着き、エスカレータに乗ろうとすると、リストバンドのチェックがあった。
前回の夏コミからリストバンドの購入が必要になったのだが、午後には必要なくなっていた。
ところが今回は午後でもしっかりチェックしているらしい。

リストバンドは1人1000円。

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前回の夏コミから会場の都合で4日間開催となっている。
僕が好きな思想系のブースが出るのは3日目の30日である。

会場にいたのは2時間程であったが、
いろいろと面白そうな“薄い本”を購入することが出来た。

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また、会場の外にはいろいろなコスプレイヤーがいて、見ているだけで楽しい。

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風の谷のナウシカ。


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懐かしい“ミニハムず。”

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マリオカート。

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クッパ大王。

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「シティハンター」の海坊主。

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郵便局員の仮装とは地味だが凝っている。

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また、国際展示場駅前には山田太郎参院議員の「表現の自由の会」が街宣を行なっていた。

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山田太郎参院議員が熱弁を奮う。

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次の夏コミ・コミックマーケット98は東京オリンピックの関係もあって、お盆の時期ではなく、ゴールデンウィークに開催されることになっている。
暑さ真っ盛りの時期でないのは、却ってよいのかもしれない。