サウンド・オブ・サイレンス~活動弁士~

僕は「映画史探訪」という映画史に関するホームページを持っている。
なかなか更新もままならないが、久しぶりに新しいページを執筆した。
「活動弁士」について書いている。
無声(サイレント)映画時代の日本では、
映画を鑑賞するにあたって活動弁士の語りを加えるという上映スタイルが発達したが、
これは他国には無い日本独自のものであったといえる。

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活動弁士(活弁士)は無声映画の字幕を読み上げ、状況を説明するばかりでなく、
登場人物になりきって台詞を語るものだった。
活動弁士によって、映画は面白くもなりつまらなくもなる。
その全盛期には、映画を作品ではなく弁士で見に行くようなこともあった。

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「語りの神様」とされる徳川夢声(写真上)を始め幾多もの名弁士が誕生したが、
1930年代の発声(トーキー)映画の普及によって、活動弁士はその使命を終えた。
しかし現在でも澤登翠とその一門が現役の活動弁士として活動しており、
無声映画の収集・保存に務めるマツダ映画社主宰の無声映画鑑賞会が月に1度開催され、その話芸を楽しむことができる。


今年のアカデミー賞では、無声映画「アーティスト」が作品賞を受賞し、
無声映画に対する関心は高まっている。
こんな今だからこそ、より多くの人に活動弁士の存在に注目してもらいたいと思う。

詳しくはHP「映画史探訪」
http://www5f.biglobe.ne.jp/~st_octopus/MOVIE/SILENT/30Benshi.htm

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