世界でいちばん熱い夏~高校野球東西東京大会開会式~
熱くて暑い夏が始まった。
7月8日(土)、高校野球東西東京大会が開幕したのである。
その開会式を観に神宮球場へ足を運んだ。
昨年は残念ながら観に来れなかったので、2年ぶりの開会式ということになる。
今年は早稲田実業学校の清宮幸太郎主将(3年)最後の年ということもあり、
ひょっとしたら例年になく混むのではないか、ちょっぴりそんな心配もあったのだが、
幸いそこまで混んではおらず、すんなり球場に入ることができた。
開会式に先立って、野球殿堂の表彰式があった。
故・郷司裕氏は元日本学生野球協会常任理事。
高校野球の審判として活躍したそうである。
開会式が始まり、
国旗、連盟旗、朝日新聞旗を先頭に選手が入場行進する。
先頭は昨年の優勝校、
東・関東一、西・八王子学園八王子。
続いて準優勝校。
東・東亜学園、西・東海大菅生。
その後の行進順はトーナメント表の左上からの順番。
なので、西の第1シード早稲田実業学校は最初のグループである。
早実の前から2人目が、主将の清宮幸太郎。
東141校134チーム、西131校128チーム。
計272校262チームが一斉に行進する様は観ていて圧巻だ。
早実最大のライバル・日大三高は西の最後。
193センチの主砲・金成麗生(3年)はやはりデカイ。
ようやく全チームが出揃い、挨拶の後国歌斉唱。
ヘリコプターから始球式用のボールが投下された。
優勝旗返還。
準優勝杯返還。
小池百合子・東京都知事が挨拶する。
選手宣誓は、春の優勝校主将。
そう、我らが早実の清宮幸太郎主将である。
「我々は野球を愛しています…」
今までなかった切り口の選手宣誓だった。
なんだかんだ言って、この男がこの夏の主役の一画となるのは間違いない。
いよいよ、甲子園への切符をかけた戦いが始まる。
開幕戦は東東京の区立九段中等と立教池袋の試合だった。
始球式に小池百合子都知事が登場。
小池都知事は高校時代ソフトボール部だったという話だったが、
投球はツーバウンドで届かなかった…。
今年はどれだけ早実の試合を観に来られるだろうか。
間違いなく甲子園に出場してくれることだろうから、
この夏が長い夏になるのは間違いない。
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