プロジェクトA~香港~
今年も何だかんだで海外に行くことにした。
昨年夏にマカオを訪ねているのだが、今回は同じ中国の特別区である香港。
昨年の正月に訪ねたシンガポールと同様、僕が3歳の時に訪ねたことのある地で、
今回41年ぶりの訪問となる。
3日の夜の飛行機で羽田を経って早朝に香港に乗り込むという、かなりの強行スケジュールとなった。
飛行機に乗っている時間は5時間程だから、ほとんど徹夜をしたに近い…。
香港国際空港からはエアポートエクスプレスで市内へ出た。
まずは、九龍を訪ねた。
香港は、三宅島よりももっと南にあるだけに、かなり暑い。
20度近くはあるだろうか。
日本から持ってきたコートを着ていると汗だくになってしまう。
九龍公園を散策した。
朝早くから太極拳をしている老人がいたりするのが、まさに中国。
池にはフラミンゴの群れがいた。
海岸に出ると香港島が見渡せる。
香港は一昨年夏訪ねたマカオと同じ特別行政区だが、
感想としてはマカオをいくぶん色褪せさせた印象を受ける。
こちらのレンガ造りの時計塔は、前九廣鐵路鐘樓。
香港というと、カンフー映画に僕も子供の頃から親しんできたのだが、
今の香港はかなり綺麗で、映画の中に描かれた香港とはだいぶ違うようだ。
「ガーデン・オブ・スターズ」には、香港映画のスターの手形や名前のプレートが飾られ、
まるで香港の「ウォーク・オブ・フェーム」。
ジャッキー・チェンの手形。
早くに亡くなったブルース・リーの場合は手形は無く、名前だけ。
しかし、ブルース・リー像が建っている。
2003年に亡くなったアニタ・ムイ像。
フィルムを体に巻き付けた女神。
このブタはなんだ?
壁には香港のスターだけでなく、ハリウッド映画のスターも描かれている。
う~む、久しぶりにカンフー映画を見直したくなってきたぞ。
九龍からはフェリーに乗って香港島の湾仔まで渡った。
湾仔までは5分程だが、船はかなり揺れた。
湾仔には歴史的な建造物が多く残っている。
そこで、そうした建造物を観ながら散策した。
少し南に行ったところにある北帝廟。
1862年創建で、北帝や天后を祀る。
1872年に病院として建てられた藍屋は、現在博物館となっている。
湾仔環境資源中心はもともとは湾仔郵政局であった。
洪聖廟は1847年に建てられた寺院。
湾仔から西の中環へ。
ヴィクトリア・ピークに登ることにした。
麓の駅からピーク・トラムなる山岳電車に乗る。
8分程で頂上へ。
頂上から香港湾を望む。
なかなかの絶景である。
しかし、このトラム。
行きはいいのだが、帰りは後ろ向きに進む。
ちょっとしたジェットコースター気分でスリルを味わった。
何しろ、長旅の上の寝不足なので、かなり疲れた。
早めにホテルに入ってゆっくり休むことにした。
最後に湾仔から対岸を眺めてみた。
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