祭りばやしが聞こえる~深川祭~
今年は3年に1度の富岡八幡宮例大祭(深川祭り)がある。
3年前は、僕も担ぎ手の1人として参加したのだが、今は離れて暮らしている。
せめて見るだけでもと出かけてきた。
朝8時過ぎ、門前仲町に到着。
ものすごい人の数だ。
すでに最初の神輿は7時30分に出発していたが、深川祭りでは、55基もの神輿が担がれるので、
まだまだたっぷり神輿が見られる。
この時はちょうど、28番目の枝川の神輿が出発したところだった。
富岡八幡宮(深川八幡宮)前へ移動。
各神輿は出発に当たって、ここで神主から御祓いを受ける。
次々と神輿が出発していく…
この日は暑く、絶好のお祭り日和。
その辺のお店で生ビールを買い、飲みながら観る。
深川祭は別名「水掛け祭り」。
なので、あちこちでお神輿に水が掛けられる。
今日は暑いからちょうどよいのかも。
3年前は担ぎ手だったのでじっくり観察できなかったが、
各神輿には、女性たちが先だって歩く。
各神輿は交代要員も含めて300~500人もの人が付き添っている。
ということは、この祭り全体で2万人もの人が参加しているということか!?
深川祭の神輿は、各町会ごとに出されているが、
当然町会によって規模が違う。
新川一や深川二のように、1つの町会で複数の神輿を出す場合もあれば、
いくつかの町会が集まって1つの神輿を出している場合もある。
55番目の神輿は深濱。
「深濱」とは町会ではなく、かつての「深川浦漁業組合」を元に、
以前の深川濱14ヶ町の人たちによって結成された「深濱神輿保存会」によって出されている。
そういう背景があるからか、ひと際大きい神輿が目立つ。
その深濱の神輿が、9時半頃富岡八幡宮の前を通り過ぎて行った…。
この後各神輿は、
永代通りを木場まで進み、そこから大門通りを通って北上し、
再び西へ向かい、
深川江戸資料館から清澄通り、清洲橋通りを通り、
永代橋を渡って永代通りから富岡八幡宮へ戻ってくる。
全長8キロを約6時間歩くことになる。
3年前はもちろん全工程を歩いたが、
今日は午後に再びここで帰って来るのを待つことにしたい。
せっかくなので富岡八幡宮へお参りをした。
富岡八幡宮に飾ってある巨大な黄金の神輿。
こちらは毎年担ぐわけではないようだ。
しばらく深川を離れ、午後13時半頃戻って来ると…。
すでに先頭の神輿は到着した後であった。
8番目の深川二北の神輿が門前仲町の交差点を通過していた。
一日水を掛けられた後だけに、みんなぐっしょり濡れている。
お、どこかで見た顔が。
東陽五の先頭を自民党の秋元司代議士が歩いている。
神輿ももちろんだが、それ以外でも、町会ごとに工夫が凝らされている。
神輿は再び富岡八幡宮の前へ運ばれて…
神主を含めて最後の水を掛けられる。
16時過ぎ、深浦の神輿が富岡八幡宮に到着し、
これで2017年の深川祭が終わった。
次は2020年。
オリンピックの年に行われる。
果たしてその頃はどこに住んでいるだろうか?
また担ぐこともあるかもしれない。
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