また逢いたい~競技かるた改善案~

競技かるたの競技人口の増加に対して、どのような策を講じたら良いのだろうか。

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かつては最上位のA級から初心者のE級まで1日で行なう大会が多かったが、最近は少なくなった。
級ごとに複数日に分けて開催する大会が増えている。
例えば多摩大会は、2019年は3月16日(土)にE級、17日(日)にA・B級、30日(土)にC級、31日(日)にD級と4日間に渡って開催されている。

ただ、場所を分けるにせよ、日程を分けるにせよ、そのぶん運営側の負担が大きくなる。
複数の会場に分ければ、審判や読手などの専門性のある役員が会場毎に必要になる。
多摩大会のように4日に渡って開催された場合、2週連続で土日の4日間を終日かるたのために取られてしまう。


そうなると、出場選手の数を減らすほかない。
各級とも出場選手を64人までにすれば6回戦までで済む。

大会によっては、出場選手を先着順で選んでいる。
しかし大会の申し込みは各会がまとめて行なっているため、出場人数の多い会が最初の方に申し込んだ場合、同じ会ばかりになってしまう恐れがある。
そこで、各会毎に申し込み人数の上限を決めることもある。
ただし、これだと選手登録をしているC級以上には有効であるが、D級の場合そもそも選手登録が必要ではないので、所属会の名義を変更して申し込むことも可能になる。
例えばかるた部のない高校の生徒は通常は「東京都高文連」として大会に出場しているが、
人数制限があった場合それぞれが別個の高校の名義で申し込めばいいのだ。


最近では、大会の出場者を抽選によって事前に絞ることが多い。
一見、公平であるようにも思えるのだが、周りの人たちの様子を聞いてみると、
申し込んだすべての大会に出場出来た人がいる一方、
逆に全部の大会で抽選で漏れてしまう人もいるようだ。
また、せっかく当選したのに当日ドタキャンをする人もいるそうである。
補欠やキャンセル待ちに選ばれても、出場できるかどうかわからない大会に当日の朝行くというのはなかなか難しいことである。
今のところドタキャンしても選手には何のペナルティもないようだが、
ドタキャンを一度した場合、次の抽選が不利になるとかいうようなペナルティはあってもいいのではないだろうか。


今年2019年は、5月11日のさがみ野大会D級と6月2日の東京吉野会大会D級、6月8日の東京白妙会大会D級と9日の杉並大会では選択制が取られた。
いずれか一方の大会にしか出場できないということになったのである。
確かに日程が近い2つの大会があった場合は、どちらか一方にしか出場できないといった制限を設けるのも1つの解決法であろう。

あるいは、選択制を取らなくても、出来るだけ同一日程で大会を開催するようにすれば良いのではないだろうか。
東日本と西日本で同じ日に別に大会を開催する。
そうすれば、当然どちらかにしか出場出来なくなる。
東日本の方が出場選手が多くなるので、敢えて西日本で出場する東の選手がいたっていい。
西日本に名人が出場するから、それを避けて東日本に出場するなど、有力選手の事前の駆け引きも見られるようになるかもしれない。

いずれにせよ、今の大会のあり方をなんとかして変えなければ、競技かるたは衰退していくに違いない。
かるた関係者の中には、早くブームが去って欲しいなんてことを平然という人がいるが、僕はそんなことは決して思わない。
1990年代半ば、僕が就職活動をしていた頃は、趣味の欄に競技かるたと書いていると面接で必ずそのことを聞かれた。
何度面接でルールを説明したことだろうか。
そんなマイナー競技だった時代に戻って良いなんてことは絶対にない。


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