アルルカンと道化師~テレビドラマ~

新型コロナウィルスはイベントだけでなく、テレビドラマにも大きな影響を与えている。
緊急事態宣言によって撮影が出来なくなったため多くのドラマが放送中止や放送延期となった。
僕が観ているNHKの連続テレビ小説「エール」や、大河ドラマ「麒麟がくる」も現在放送が中止となっている。
その代わりに「エール」は第1話から再放送中。
「麒麟がくる」は過去の同じ戦国時代を扱った大河ドラマの特集を放送している。
それにしても「麒麟がくる」の場合、出演予定だった沢尻エリカが麻薬所持で降板。
撮り直しのために2週間遅れて放送が開始されるなど、最初からケチがつくスタートとなった。


他にも途中休止や放送延期というドラマも多く見られた。
シリーズものであれば、例えば「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日)のように休止期間中に過去の作品を「傑作選」として放送した場合があった。
その一方で、「M~愛すべき人がいて」(テレビ朝日)のように、4話まで放送したところでもう一度最初から再放送したような例も。
しかし徐々に撮影も再開され、通常の放送に戻っているようである。


また、「仁-JIN-」(TBS)や「ごくせん」(日本テレビ)、「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS)といった過去の名作ドラマを再放送するような場合もずいぶん見られた。
観ていなかった作品もあったので、この機会に僕もいくつか観てみたが、なるほど話題になっただけあって今観ても面白い。
下手に新作ドラマを観るよりも、こうした過去の名作を観た方がよっぽど良いのではないかとさえ思えてくる。

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僕が楽しみにしていた「半沢直樹」(TBS)の新シリーズも新型コロナウィルスの影響を受けている。
当初は4月から放送開始の予定であったが、撮影が中断していたため放送延期となっていた。
「半沢直樹」は堺雅人演じる銀行員・半沢直樹を主人公とした作品で、2013年に放送されている。
半沢のセリフ「やられたらやり返す、倍返しだ。」も流行語となり、その年の新語・流行語大賞を受賞している。

僕は放送当初この「半沢直樹」を観ていなかったのだが、多くの人から「半沢直樹に似ている。」と指摘された。
それで観てみたところ、なるほど確かに似ている。
鏡の中で毎日見ている顔だ(笑)
テレビを観ながら、つい眉間にしわを寄せた険しい表情を作ってしまっていた。


その「半沢直樹」の新シリーズもようやく7月19日(日)から放送することが決定した。
それに先立って、前シリーズを2週に渡って総集編として放送していた。
新シリーズの放送前にこうやって再放送してくれるのはありがたい。
新シリーズは池井戸潤の小説「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」が原作となっている。
前作の最後で銀行の子会社に出向となった半沢が、ロスジェネ世代の部下たちを助けて活躍するというもの。
僕自身まさに“ロスジェネ”世代であることもあり、何かと興味深い。


それにしても、前作から7年も経った。
僕自身もあれからいろいろと変化があった。
前作の頃は僕は半沢が自分の「上司」だったらどうだろうかと思って観ていた。
しかし今は、部下こそはいないが、僕自身中堅からベテランと呼ばれる年齢となったこともあり、
今では半沢を自分自身に重ねてしまっている。