風とライオン~ショーン・コネリー死去~

俳優のショーン・コネリーが亡くなった。
既に俳優を引退して久しかったが、2014年のスコットランド独立住民投票の際には独立賛成派として意見を述べるなど、精力的に活躍している様子がみられたこともあり、正直驚いている。
それよりも既に90歳だったということにも驚いた。

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ショーン・コネリーというと、なんといっても初代007ジェームズ・ボンド(1962~1971年英)。
彼の出世作であり、番外編の「ネバーセイ・ネバーアゲイン」を含めて7作でボンドを演じた。
僕が映画を観るようになった1980年代後半には、性格俳優として活躍しており、「アンタッチャブル」(1987年米)でアカデミー助演男優賞を受賞している。
「レッドオクトーバーを追え」(1990年米)や「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」(1989年米)などでも格好いい役老人役を演じていた。

2006年にアメリカ映画協会の生涯功労賞を受賞したのを機に俳優引退を表明。
2007年の「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」にインディの父ヘンリー役でオファーを受けるも固辞している。
映画の中では死んだという設定に変えられていた。

2010年の「007/スカイフォール」にもゲスト出演という話があったが、ジェームズ・ボンドが違う役で出演するのは不自然ということで立ち消えになったそうである。


「ロビン・フッド」(1991年米)のラストにリチャード王役でゲスト出演していたが、ワンシーンだけの出演にも関わらず大きなインパクトを与えているように、ショーン・コネリーは紛れもなく名優であった。
彼の残した多くの作品は今後も色褪せず残っていくであろう。