砂の器~大学入学共通テストトラブル~

今年初めて実施された大学入学共通テストだが、センター試験と同様にいろいろとトラブルがあった。
北海道の稚内北星学園大学では暴風雪のため、試験自体が延期となった。

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僕はもともとこの時期のセンター試験実施に疑問を持っていた。
1月だとどうしても雪やインフルエンザの影響を受けてしまう。
特に今年は新型コロナウィルスの脅威があったため、なおさらである。
昨年の4・5月には多くの学校で臨時休業があり授業が遅れているのだから、もっと遅い時期2月末~3月頭に実施することは出来なかったのだろうか。

もちろん、それでは大学入試のスケジュールに余裕がなくなるだろうことは十分承知している。
だからといって現状で余裕があるとは言い難い。
今年でいえば、共通テストの第2日程(1月30日・31日)を受験してから2月5日の国立大学の出願締切というのは慌ただし過ぎる。
その間に生徒は自己採点をしてから志望校を決めるのだが、場合によっては保護者と教員を交えての三者面談も必要になってくる。 
もちろん、それ以前にきちんと志望校を決めておけば良いと思われるだろうが、それが出来るのは東大など一部の上位校の受験生の場合だけだ。
そうでない受験生は、共通テストの自己採点の結果を見てから慌てて合格出来そうな大学を探すことになる。
共通テストが第2日程を設けるのであれば、国立大学が歩調を合わせて出願期間を遅らせてしかるべきであるのたが、
結局のところ共通テストの運営側は東大出身者ばかりなので、そんなところには思いも寄らないのだろう。


そもそもセンター試験の時から点数開示(成績通知)が遅すぎるという問題があった。
通知が届くのは4月になってから。
ほとんど受験生は大学に入学してから自分の正しい成績を知ることにる。
当然これでは、受験校を決めるのには役に立たない。
マークミスだってあるので、自己採点と実際の結果が違ってくることはざらにある。
これはどうにかならないのだろうか。
共通テストは全てマークシート形式なので、点数を出すためにそれほど時間はかからないはずである。
せめて受験生がネット上で自分の点数を見られるようにしてくれればと思う。