Perfect Blue~和楽器バンド大新年会~

僕がここ数年気になっているバンドに“和楽器バンド”がある。
その名の通り、和楽器とコラボレーションしたロックバンドで、
ギター、ベース、ドラムに加えて、津軽三味線、筝、和太鼓、尺八。
さらにボーカリストは詩吟の師範でもある。


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2015年に、アルバム「ボカロ三昧」でデビュー。
そのアルバムでは「千本桜」や「脳漿炸裂ガール」などボーカロイドの曲をカバーしていた。

たまたまテレビのワイドショーで、彼らに関するニュースを見たのをきっかけに興味を持ち、
セカンドアルバム「八奏絵巻」を購入したところすっかりハマってしまった。


さっそくチケットを買って、2016年1月ニュースに日本武道館で開催された「大新年会」でライブを初めて観た。
生で観た彼らのステージにはすっかり魅せられ、
以来可能な限りライブに駆け付けるようにしている。

4月から5月にかけて行われたライブハウスツアーを周る全国ツアーでは、
広島とお台場に観に行った。
人気があるので、東京は当たらないだろうと広島と申し込んだら、両方当たったのである。

また6月には、日光東照宮鎮座四百周年記念公演があり、
東照宮前の特設ステージで野外ライブが行なわれたのにも出かけてきた。


その和楽器バンドが今年も、「大新年会」を千駄ヶ谷の東京体育館で行うという。
初日「雪ノ宴」、2日目「桜ノ宴」と2日間開催されたが、
そのうちの「桜ノ宴」を観に行くことができた。


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僕にとっては2度目の「大新年会」だが、彼らが新年会ライブを行うのは4度目だという。
そういうこともあってか、今までにはない演出がいろいろと施されていたように思う。


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17時開演。
アリーナ席の正面真ん中という、なかなか良い席に座れた。
暗転すると、ステージ後方からメンバーが競り上がってくる。
7人のメンバーがそれぞれのポジションに就くと、
最後にステージ中央からボーカルの鈴華ゆう子が競り上がってきた。


「桜ノ宴」にちなんでだろうか、1曲目は「なでしこ桜」。

「戦―ikusa―」「反撃の刃」と、彼らの代表曲が演奏される。
もちろん、新曲「オキノタユウ」なども織り混ぜられている。


彼らのライブの魅力は、もちろん和楽器と洋楽器のアンサンブルであるが、
その他にメンバー個々の見せ場があるところである。
例えば、山葵のドラムと、黒流の和太鼓の競演では、
観客をも巻き込んで掛け合いを見せる。

また、蜷川べにの津軽三味線と、虚無僧に扮した神永大輔の尺八の競演があったり、
いぶくろ聖志の筝のソロがあったり…。


洋楽器の3人、町屋のギター、亜沙のベース、山葵のドラムがスリーピースバンドのスタイルで「焔(ほむら)」を演奏する。
ごく普通のバンドのスタイルでさえも、極めて魅力的に感じてくるから不思議だ。


今回は様々なゲストがライブに参加していた。
黒流は4人の和太鼓隊を率いての和太鼓セッションを披露する。

鈴華ゆう子が剣舞を披露したが、
今回は他に6人の剣舞が加わって一層ゴージャスである。

さらに、「起死回生」「華振舞」では、30人近くのダンサーが加わっていた。
彼らはアリーナを躍り回ったが、
ちょうど通路のすぐ後ろに座っていたこともあり、ダンサーがすぐ目の前を駆け抜けていき、
いつになく臨場感を味わうことが出来た。


最後の曲も「桜ノ宴」にちなんで「千本桜」。
いつもは銀テープが会場に撒かれるのだが、今回は桜の花吹雪が会場を舞った。


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和楽器バンドのライブでは、アンコールの掛け声の代わりに観客が「暁ノ糸」を歌う。
次第に歌声が大きくなり、
ついには大合唱となる中、メンバーが再登場した。

アンコール1曲目はその「暁ノ糸」。

続いて、亜沙作詞作曲による新曲「浮世heavy life」。
背景に浮世絵が映し出されいい感じだと思ったら、
河鍋暁斎展のイメージソングなのだそうだ。


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最後は「Perfect Blue」であった。


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あっという間の2時間半だった。
何度来ても和楽器バンドのライブは良いな、と思った。
これからも可能な限り彼らを追いかけていこうと思う。
ちなみにこの日のライブは、3月にWOWOWで放送されるそうである。
また、ニューアルバムも3月に発売予定である。
さらに全国ツアーも予定されていて、
ますます、和楽器バンドから目が離せそうにない。

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