ごめんね!青春~部活動再開~

学校が再開となると、次はいつ部活動が再開になるのかが気になるところである。
僕の勤務校では現在のところ6月15日(月)からとなっているが、果たして予定通りすんなりいくであろうか?

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この週から週2~3回だが、40分の短縮授業という形で6時間授業が始まる。
ただし、男女別でそれぞれが交互に登校するため、部活動も男女別で行なわざるを得ない。


僕は現在の学校では吹奏楽部とバドミントン部の顧問であるのだが、部活動によって再開の条件は異なる。

部活動を再開するにあたって何よりも心配なのは新型コロナウィルスへの感染リスクである。
ソーシャル・ディスタンスと換気が大切になってくる。
バドミントン部は体育館を使うのだが、体育館内で広いスペースを取り出来るだけ距離を保つ必要がある。
場合によっては、練習に参加する人を絞らなければならない。
当然換気のために体育館の扉は開け放つことになるが、
今後はバドミントンの試合の時には風の影響を考えなくてはならない。


吹奏楽部の場合はもっと深刻である。
東京都教育委員会のガイドラインによると、飛沫感染の心配から音楽の授業においても歌唱と管楽器を用いる活動は行なわないことになっている。
そうなると部員による合奏を行なうのは難しい。
パートごとに少人数で練習することは可能だがが、ソーシャル・ディスタンスを保つために2メートルの間隔を取らなければならない。
1つの教室に入る人数は4~5人だけになってしまう。
普段の部活の時は空いている教室を借りているのだが、生徒が下校した後に教員が消毒した教室を部活ですのは担任としては抵抗がある。
屋上や校庭の隅で行なうしかないが、近所から苦情が来るかもしれない…。


僕は前任校では軽音楽部の顧問だったが、軽音楽部ならマスクをしたまま歌うという手もあるのだが…。
マスクをしたまま管楽器を演奏することはどう考えても不可能だ。


柔道部やレスリング部、相撲部のように生徒同士の接触を避けられない部活もある。
百人一首競技かるた部も、締め切った部屋で選手同士が密接した状態で競技を行なう以上、現状での再開は難しい。


サッカーといった屋外で行なう球技のように感染リスクの低い部活から優先的に再開するという方法もあるが、
僕はそれだけは避けなければならないと思う。
すべての部活動がいっせいに再開できなければどうしても不公平感が残る。

実際のところ再開したとしても当分の間は時差登校になり、なおかつ生徒の在校時間は6時間程度にしなければならない。
そうなると部活動の時間は1時間も確保出来ないことになる。


僕の勤務校でも部活動の顧問たちは早く部活動を再開するよう頑張って動いている。
しかしながら、そんな中に部活動の時間を確保するために土曜授業を導入しようというとんでもないことを提案した先生もいたという。
午前中に半日授業を行ない、午後は部活動に充てるというのだろうか?
部活のために土曜授業を実施するというのでは本末転倒であり、僕は絶対反対だ。


このように部活動の再開には様々なハードルがある。
誰もが納得するような形での部活動再開にはまだまだだいぶ時間がかかりそうだ。



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